衛星画像の新展開
2025-03-28 13:39:15

KDDI宇宙共創プログラムによる衛星画像活用の新プロジェクト

衛星画像活用を加速させる新たな挑戦



株式会社ロジック・アンド・デザイン(以下、ロジック・アンド・デザイン)は、KDDIが推進する宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」において、日本テレビとの協力を得て、衛星画像を用いた画像処理ソフトウェアの開発に着手しました。本プロジェクトでは、先進的な画像処理アルゴリズムを活用し、衛星画像の報道利用を目指します。

新しい画像処理技術の展開



ロジック・アンド・デザインは、「より視える化で、世界を変える。」という理念のもと、先進的な画像鮮明化アルゴリズムや復元高解像度化アルゴリズムの開発に取り組んできました。この新たなプロジェクトでは、これらの独自の技術が組み合わさったソフトウェアを開発し、テレビ局における衛星画像の高精度処理を実現することを目指します。

本プロジェクトでは、主に被災地などの報道が困難なエリアの画像を処理し、日本テレビがその実用性をテストすることで、実際の放送に向けた準備を進めていきます。また、今後このソフトウェアから得られた成果物を企業に提供し、衛星画像の利用ニーズに応えることを予定しています。

MUGENLABO UNIVERSEの意義



「MUGENLABO UNIVERSE」は、スタートアップと大企業が連携し、宇宙事業におけるイノベーションを推進するプログラムです。このプログラムでは、企業間のマッチングや多様な実証環境が提供され、宇宙技術を地上のさまざまな課題解決に役立てることが期待されています。

さらに、東京都との協定事業「TIB CATAPULT」を通じて、スタートアップ企業が成長できる環境の整備が進められ、イノベーションの創出が強化されています。このプログラムのもとで、約3年間で20件以上の協働実績が期待されています。

今後の展望



ロジック・アンド・デザインは、今後も画像処理分野における先駆者としての地位を維持し、衛星画像の利用を拡げるべく技術開発に邁進します。特に、災害時の迅速な情報収集と報道が求められる状況において、衛星画像の重要性が増す中、本プロジェクトが果たす役割はますます大きくなります。今回の取り組みが、様々な分野での衛星画像利用の突破口となることを期待しています。

東京都新宿区に本社を構えるロジック・アンド・デザインは、画像処理技術の発展に加え、各種産業に向けたソフトウェアやハードウェアの提供を行っており、今後はこの衛星画像処理ソフトウェアを通じて新たなビジネスモデルの創出にも力を注いでいきます。


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