横浜市に新たに誕生したアートの交流の場『パル・アート』
2023年6月11日、横浜市緑区の横浜北センターで、障害者アートの展示「パル・アート」の披露目会が行われました。このイベントは、生活協同組合パルシステム神奈川が主催し、障害者のアート作品を地域住民と共有することを目的としています。参加者は、個性豊かな作品を囲みながら、交流を楽しみました。
誰もが輝く社会を実現する「パル・アート」
「パル・アート」は、障害を持つアーティストが制作した作品の展示を行うことで、彼らの活躍の場を広げようという試みです。「地域の仲間が制作したアートを共に楽しむ」ことをコンセプトとしており、4か所目の展示となるこのイベントには、NPO法人カプカプが運営する「カプカプ川和」の作品も展示されました。作品は3ヶ月ごとに入れ替えられ、地域住民や職員の皆さんが新たなアートを楽しむ機会が提供されます。
アートを通じた地域交流
展示会では、NPO法人横浜移動サービス協議会がアーティスト竹千代丸さんに依頼した看板も話題に。竹林で伐採した間伐材を使用したこの看板は、地域資源の活用にもつながっています。披露目会では、アーティストたちが制作過程を解説し、来場者との交流も深められました。中には、パルシステムの公式キャラクター「こんせんくん」をその場で描くアーティストの姿もあり、笑顔が広がりました。
参加者からの反響
司会を務めたパルシステム神奈川のスタッフは、「だれもが認め合って共に生きる地域づくり」を掲げ、障害者の活躍の場を広げる目的で「パル・アート」を開始したことを説明しました。来場者の中には「見に行きたい」という声もあり、地域からの支持を感じました。
藤田理事長は、「パル・アートとともに素晴らしいアート体験ができることを嬉しく思っています」と挨拶し、今後の作品制作に期待を寄せました。また、横浜北センターのセンター長、矢向淳児さんは、「作品から力強いメッセージを受け取った。地域に交流の場を作っていきたい」と語りました。
経済的支援による活動の拡大
さらに、パルシステム神奈川は、障害者雇用調整金を活用し、展示をさらに拡大する予定です。この給付金は、「パル・アート」のリース代や各事業所への周知に利用され、さらに多くのアーティストが活躍するための仕組みが整備されます。また、各拠点の契約支援団体に作業を依頼することも計画されています。
パルシステム神奈川は、今後も地域に生きる多様な立場の人々と共に、誰もが活躍できる地域社会の構築を目指します。障害者アートの新たな可能性を感じながら、地域全体で共に支え合う努力が続けられることを期待しています。
詳細については、
パルシステム神奈川の公式サイトをご覧ください。