AIによる内部統制評価支援の新たな時代が到来!
ジュリオ株式会社(東京都港区、本社所在地)と宝印刷株式会社は、企業の内部統制評価をAIで支援する新サービスを発表しました。この革新的な取り組みは、特に上場企業の資本市場における信頼を維持するために開発されたものです。AI技術の進化により、これまで人間の目に依存していた複雑な評価作業をより効率的に行えるようになります。
1. 宝印刷とジュリオの背景
宝印刷は公認会計士が代表取締役を務めるジュリオと提携し、内部統制評価の領域に進出した背景には、資本市場の信頼向上があります。内部統制報告制度(J-SOX)の改訂提案が2024年4月から施行されることを受け、不正リスクへの対応が求められています。取引の複雑性や、評価を担う人材の不足によって、従来の手法には限界があります。これを打破すべく、AIを活用した新サービスが登場します。
2. ジュリオ統制評価AIの特徴
ジュリオの「ジュリオ統制評価AI」は、内部統制評価に特化して設計されたAIサービスです。このAIは、請求書や契約書などのエビデンスを読み込み、評価手続に基づいて照合し、注意すべき点を指摘します。これにより、従来は専門の担当者が手作業で行っていた作業が効率化され、精度も向上します。
具体的な機能としては、まず整備状況の評価を行います。これは、業務に関連する文書を横断的に分析し、文書間に不整合があれば指摘します。次に運用状況の評価では、実際のエビデンスをAIが確認し、日付や金額など重要な情報についてもチェックします。この手法により、評価対象の抽出からエビデンス確認まで、すべてのプロセスがスムーズに行われます。
3. 新サービスの展開
宝印刷は、ジュリオの技術を自社プラットフォーム「WizLabo Keeper」として展開し、企業の内部統制評価を支える役割を果たします。このサービスは、業務プロセス、全社的内部統制、さらに今後は財務報告プロセスやIT全般の統制にも拡大していく予定です。
ジュリオの代表取締役である姥貝賢次氏は、「AIがサポートし、人が結論を下す役割分担を徹底したのが本サービスです」と語っています。この発言からも、AIと人間の協力体制が明確に示されています。
4. 導入に向けての準備
新サービスの提供開始は2026年9月を予定していますが、それに向けたデモや一部機能の先行導入の相談も受け付けています。内部統制評価に関する課題や不安をお持ちの企業様は、ぜひお問い合わせを検討してみてください。
5. 企業のビジョンと今後
宝印刷とジュリオは、透明性の高い資本市場の実現に向けて、協力し合いながら進んでいく所存です。両社はそれぞれの技術と知見を活かし、業界におけるリーダーシップを強化します。今後の展開に期待が寄せられています。
この新たなAIサービスは、企業のガバナンス向上や不正リスクの低減に寄与する重要なツールとなることでしょう。ぜひ注目していきたい取り組みです。