足立区の若い世代が活躍する金属・樹脂加工会社の魅力

タカラ工業とタカラ樹脂工業の成り立ち

東京都足立区青井に広がる1,300坪の敷地内には、タカラ工業とタカラ樹脂工業の2つの企業が立地しています。歴史ある技術と経験を背景に、設計から製造まで一貫した対応が特徴のこの会社は、特に若い世代が多く活躍していることで知られています。

若者の活躍が生み出す活気

タカラ工業は80年以上の歴史を持つ企業で、家庭用電気器具の設計開発から始まり、金属加工を専門とするようになりました。一方、タカラ樹脂工業は樹脂加工に特化し、自動車部品の需要にも応えています。どちらの会社も、近年では若い社員を多く採用し、活力ある職場環境を作り上げています。実際、社員の約75%が10代から30代で占められているのです。

多角的な製造能力

この会社は、金属加工やプラスチック加工など幅広い製造工程を一手に引き受けることができます。具体的には、金型の設計、射出成形、レーザー加工、溶接、プレス加工など、多種多様な技術を持っています。これにより、顧客のニーズに柔軟に対応し、迅速な納品を実現しています。

足立ブランドの一員として

タカラ工業とタカラ樹脂工業は、地域振興を目指す「足立ブランド」にも参加しています。このブランドは、足立区内の優れた製品や技術を広く認知させることを目的とし、各種イベントや工場見学を通じて、地域の人々にアプローチを図っています。安食泰史副社長は、「地域の皆さんにも私たちのものづくりを理解してもらいたい」と語ります。