JTBとLEAPSが手がける新しい旅行体験「anyBOUND」
最近、株式会社JTBと株式会社LEAPSが共同で、「希少性の高い、世界中の着地型体験コンテンツ」を提供する新しいサイト「anyBOUND」を本日発表しました。このティザーサイトの公開を皮切りに、今秋には本格的なサービス提供を開始します。
新しい旅行提案のスタイル
「anyBOUND」は、単に旅行サービスを提供するだけでなく、革新特性に富んだブロックチェーン技術を利用した販売スキームを採用しています。暗号通貨の決済やNFT(非代替性トークン)の販売を行い、これまでにない旅行体験を提供することを目指しています。そのため、特に富裕層の旅行者のニーズを重視したサービスを展開。
世界的な観光の流れ
訪日外客数が高まりを見せている中、日本政府観光局(JNTO)の統計によれば、2024年には訪日外客数が3600万人を超えるとされています。JTBは、訪日インバウンド市場を強化するため、地方自治体や観光業者と連携し、日本文化の新しい価値を掘り起こすことに取り組みます。そして、この新しいサイト「anyBOUND」を通じて、旅行者に新たな選択肢を提供するとともに、日本経済の活性化を目指します。
取り組むべき課題
「anyBOUND」では、現地集合・現地解散型のボーダーレスな旅行提案を行うとともに、希少な体験コンテンツの掘り起こしやオーダーメイドの旅行プランの販売を企画中です。また、従来の法定通貨に加え、暗号通貨での決済ができる新しい販売手法を導入し、旅行の権利や所有権をNFTとして販売することで、旅行業界に新たな革命を起こす予定です。
パートナーとの共創
特に注目すべきは、Web3技術を駆使している株式会社Pacific Metaとの連携です。彼らは世界中のWeb3のリーダーたちと強いパートナーシップを築いており、豊富なリサーチやマーケティングのノウハウを提供してくれます。JTB、LEAPS、Pacific Metaの三社が持つ各々の強みを活かし、これまでになかった旅行体験の発信を行っていくことでしょう。
今後の展望
「anyBOUND」は単なる旅行サイトに留まらず、酒樽の権利やデジタルアートなど、アートや文化に特化した希少価値のあるコンテンツの販売も計畫しています。また、旅行業界の枠を超え、多様な企業や地域と共に新たな価値を創造し、日本文化の振興を目指していく姿勢が見て取れます。
まとめ
「anyBOUND」は、革新的な旅行体験を提供し、訪日インバウンド市場に新たな風を巻き起こしそうです。事業の展開と共に、その先に待つ未知なる体験に期待が高まります。これを機に、日本の観光業界がどのように進化していくのか注目が集まります。