杉友寄席で特殊詐欺防止啓発活動が開催されました！

第四回杉友寄席が開催！

2025年4月15日（火）、日本製鉄紀尾井小ホールにて第四回杉友寄席が行われました。この寄席では、杉良太郎特別防犯対策監や特別防犯支援官である伍代夏子氏、吉原朝馬氏、そしてAKB48の伊藤百花氏が出席し、観客に対して特殊詐欺被害を防ぐための重要な啓発を行いました。

特殊詐欺被害防止の重要性

寄席の場から、吉原氏は「現在、特殊詐欺の約6割が海外からの電話によって発生している」と説明し、国際電話の利用休止が被害防止に有効であることを強調しました。また、この場で直接申込ができる機会を提供し、普段は実行に移せない方々に向けて、具体的な行動を促しました。伊藤支援官は参加者へのメッセージとして、「落語を楽しみながら、特殊詐欺防止について知ってもらえることが嬉しいです」と意気込みを語りました。

伍代支援官も「お客様に笑いを交えながら特殊詐欺対策をお伝えできたことは意義深い。皆さんが自分事として考えるきっかけになってほしい」と述べ、対策の重要性を訴えました。吉原支援官は、「落語を通じて、観客が楽しみながら問題意識を持ってもらえれば幸いです」と締めくくり、啓発活動への熱い思いを語りました。

様々な活動への取り組み

近年、特殊詐欺の手口は複雑化しており、詐欺の被害者は年々増加しています。杉対策監は「これまでの杉友寄席は落語家を支える趣旨で行われてきたが、今では啓発活動の場としても重要な役割を果たしています。詐欺の手口は巧妙で、特に海外からの不審電話が多く見られます。危機感を持って、申込書にサインをしてほしい」と真剣な表情で訴えました。

国際電話利用休止申請の詳細

国際電話の利用を一時的に休止することで、特殊詐欺の被害を減少させることが期待されます。具体的な申請方法については、国際電話不取扱受付センター（公式ウェブサイト）を参照し、無料の電話サポート（0120-210364）で相談できます。オペレータの案内は平日の午前9時から午後5時まで利用可能です。自動音声案内はいつでも利用可能で、気軽に申請が行えます。

このような取り組みを通じて、杉友寄席は落語の楽しさを提供しつつ、地域社会の安全を守るための重要なメッセージを発信しています。今後もこのような活動が続くことを期待しています。