UUUMの誹謗中傷対策
2026-03-31 12:20:49

UUUMが取り組む誹謗中傷対策の6年間の成果と課題

UUUMが取り組む誹謗中傷対策の成果と今後の展望



UUUM株式会社(東京都港区)は、インターネット上の誹謗中傷や攻撃的投稿からクリエイターを守るため、「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」を2020年6月に設立しました。2025年度の成果を報告し、課題の明確化を図ります。

活動の現状



2025年、UUUMの誹謗中傷対策チームは、2025年1月1日から12月31日までに計218件の具体的な対応を行い、前年の134件から大幅に増加しました。特に注目すべきは、警告や通報に対する削除率が94.3%に達したことです。これは、前年の83.8%からの大幅な向上であり、チームの取り組みの強化が際立って表れています。

加害者の検挙は2件、和解協議中の案件が2件、匿名投稿サイトに対して法的措置を講じたケースもあります。これにより、被害者のクリエイターを守るための環境は徐々に整いつつありますが、依然として様々な課題が残されています。

具体的な対応内容



主な対応としては、以下のような行為が含まれます:
  • - 殺害予告などの脅迫行為:加害者の検挙を目指し、管轄警察と連携しています。
  • - 名誉毀損や侮辱行為:投稿者への警告やプラットフォームへの削除申請を行い、著作権侵害の場合には弁護士を通じて損害賠償の請求も進めています。
  • - プライバシー権の侵害:無断での個人情報の公開に関しては、投稿者への警告と削除依頼を行います。
  • - 偽情報やなりすまし行為:不適切なアカウントには警告を発し、アカウント凍結を依頼します。

増加する相談件数



さらに、誹謗中傷に対する関心の高まりが反映されて、2025年度の相談・通報件数は542件に達しました。これは前年から110件の増加を示しており、ファンや視聴者の問題意識が高まっていることを示しています。この数の中には権利侵害や規約違反に該当しない案件も含まれているため、実際に対応が可能な案件は218件に限られます。

見えてきた課題



一方で、これらの努力の中でいくつかの課題も明らかになっています。特に、通報から実際の削除までに数ヶ月を要するケースがあり、拡散される危険性が残る状況が続いています。また、プライバシーの侵害については、身体的・精神的安全を脅かす情報が優先順位で後回しにされる傾向があります。

さらに、未成年者の場合、特に保護が必要なケースでも迅速な対応がなされないことが多く、早急な救済が困難な状況が続いています。

今後の取り組み



UUUMは、誹謗中傷対策の協力を強化し、より迅速な対応ができる体制を整えていく考えです。また、4月から施行の情プラ法(情報流通プラットフォーム対処法)の導入によって、通報後のプロセスが明確になることが期待されます。

同社は、これからもクリエイターが安心して活動できる環境を整えるために、関連機関との連携を強化し、必要な法的措置の進捗を公表していく方針です。これには、一般社団法人クリエイターエコノミー協会やセーファーインターネット協会との提携も含まれています。

最後に、UUUMは視聴者やファンからの通報のおかげで、迅速な対応が可能となっています。今後も引き続き、クリエイターに対する誹謗中傷への対策を行っていくことを決意しています。皆様からのご支援に感謝し、今後とも連携をお願い申し上げます。

通報はこちらから行えます。

UUUMのコーポレートサイトおよびクリエイターサイトは以下のリンクからアクセス可能です。



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