こどもたちが夢を掴む!幕張メッセでの特別な舞台体験
2025年10月18日、幕張メッセで開催された「GIGA•GIGA SONIC」内にて、こどもたちが憧れのアイドルと共にランウェイを歩くという特別な体験が実施されました。このイベントは、地域密着型の職業体験イベントを全国展開している「みらいのたからばこ実行委員会」の主催により実現しました。
今回の活動背景
現在、SNSの普及に伴い、こどもたちの自己表現方法は多様化していますが、一方では他者からの評価に影響されやすいという課題もあります。そこで、プロの現場でのリアルな体験を通じて、こどもたちに「表現する喜び」と「プロから認められる経験」を提供し、未来への一歩を踏み出すきっかけを提供しようという狙いで、本プロジェクトが始まりました。
「みらいのたからばこ」では、7.5万人以上のこどもたちを動員した職業体験を通じて、地域の中小企業やプロフェッショナルとこどもたちとを繋いできました。これまでの活動に加え、特に「表現」という分野においては、こどもたちに本物のプロの仕事に触れる貴重な機会を提供し、「ステージに立つ」ことで得られる特別な経験を通じて、挑戦する勇気を育てようとしています。
特別なランウェイ体験
この日、こどもたちは14人が選ばれ、GIGA•GIGA SONICのステージで、アイドルたちと手をつないでランウェイを歩く体験をしました。プロのヘアメイクアーティストによる本格的なメイクが施されると、こどもたちの目はキラキラと輝き、鏡越しに自分の変化を見つめて真剣な表情を浮かべていました。終わる頃には自然と笑顔がこぼれ、互いに「すごいね」と褒め合う姿があり、期待に胸を膨らませていました。
楽屋でのアイドルとの対面では、「お姉ちゃんきれい!」という歓声が上がり、緊張が和らぎました。子どもたちの目には、共演者としての自覚が芽生え、今から歩くランウェイに期待が高まっていることがうかがえました。
憧れを経験に変える一瞬
本番が始まると、こどもたちは一歩一歩を力強く踏みしめながら、アイドルとともに笑顔でランウェイを歩きました。観客の拍手や眩しい照明に包まれながら、その姿はまさに「憧れを経験に変える」象徴的な瞬間でした。また、子どもたちは自分たちで考えたポージングや表情を見事に披露し、緊張感の中にも楽しさが溢れていました。
参加者の感想
イベントを終えたこどもたちや保護者からは、「おかげで次の夢ができた」「また大きな舞台に立ちたい!」など、喜びの声が寄せられました。中には、別のオーディションに向けてモチベーションを高めたという報告もありました。これは、こどもたちの成長を強く感じさせる瞬間でもありました。
主催者のコメント
「GIGA•GIGA SONIC」の総合プロデューサー、小泉陽嗣氏は、「こどもたちがランウェイを歩く姿は微笑ましく、会場全体があたたかい空気に包まれました」と述べ、参加者やアイドルたちの笑顔が生まれる良い相乗効果を強調しました。一方、見谷麗氏は、「職業体験を通じて、仕事に対する情熱や誇りを伝え、笑顔と希望が未来に繋がることが嬉しい」とコメントし、今後の活動に貴重な体験が継続されることを期待しました。
未来へのビジョン
今後も「みらいのたからばこ」は、地域の企業や自治体、大学との連携を強化し、子どもたちが挑戦できる社会の実現を目指します。これからの活動を通じて、「やってみたい」という願いを育み続け、夢や希望が形になっていくことを願っています。