VALUE ARCHITECTSとEasy Technologyの戦略的提携
株式会社VALUE ARCHITECTS(以下、VA)と株式会社Easy Technology(以下、ET)は、金融業界に新たな風を吹き込むために戦略的パートナーシップを結びました。この提携を通じて、両社は新規事業の創出を支援し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指します。
提携の背景
両社は、それぞれフィンテック分野での豊富な経験と専門知識を持っています。VALUE ARCHITECTSは、フィンテック関連のコンサルティングにおいて多様な実績を誇り、新規事業の開発に向けたハンズオン型支援を提供。顧客に響く魅力的なサービスを生み出すための独自の戦略メソッドを展開しています。
一方、Easy TechnologyはAIやデータ分析、クラウドネイティブ開発、セキュリティ領域において特化した専門家集団であり、APIやブロックチェーン技術に基づく実装でも高い評価を受けてきました。両社はともに、金融機関が直面する規制対応やレガシーシステムの刷新、顧客体験の向上といった課題に対してワンストップで取り組む体制を整えています。
共同ソリューションの内容
提携のもとでは、以下の三つの主要プログラムを通じて、企業向けに実践的なソリューションを提供します。
1.
新規事業共創プログラム
VAが策定したビジネスシナリオとETの技術力を組み合わせて、新しいサービスを6ヶ月以内に投入。
2.
デジタルバンキングDX
勘定系や決済系のAPI化、データに基づく与信モデル、UX改善を統合して推進。
3.
レギュレーションとセキュリティ対策
国内外の規制への適合を確保しつつ、最新のセキュリティ対策を同時に進行。
経営陣の期待
VALUE ARCHITECTSの藤本隆太郎代表は、「我々は『まっとうにぶっ飛ぶ』という理念のもとで、金融業界の常識に挑戦しています。Easy Technologyとの協業により、戦略の策定だけでなく、その実行や運用までを包括的に支援できる体制が整ったと感じています。両社のシナジーによって金融イノベーションを一層加速させることができるでしょう」とのコメントを寄せています。
一方、Easy Technologyの三宅俊也代表も、「我々のビジョンは『テクノロジーをもっと簡単に』です。VALUE ARCHITECTSの持つ深い金融知識と我々の技術力が組み合わさることで、実践的でスケーラブルなソリューションを金融業界に提供できると信じています」と述べています。
未来の展望
両社は2025年の第三四半期までに、共に3つのプロジェクトを立ち上げ、2026年度内での共同ソリューションの売上を5億円を目指します。また、地域の銀行や企業と協力し、地域経済の活性化にも取り組む方針です。
会社情報
- 代表者:藤本隆太郎
- 所在地:東京都品川区東五反田3-17-21 damo build. 401
- 設立:2015年
- 事業内容:IT/戦略コンサルティング、データ分析、新規事業開発支援
- 代表者:三宅俊也
- 所在地:東京都新宿区新宿2丁目13−10武蔵野ビル5階
- 設立:2022年
- 事業内容:AI/クラウド開発、金融システム開発
この活気に満ちた提携が、金融業界に新しい革新をもたらすことを期待しています。