「SisiDen」:日本の未来を切り拓く若者のメディア
2024年6月、株式会社シシクリエイションが新たに立ち上げたYouTubeドキュメンタリーメディア「SisiDen」は、日本の若者たちに向けて「自分も社会を変えられる」というメッセージを発信しています。無力感や閉塞感が蔓延する中、彼らのリアルな物語を通じて新たな希望を生み出すことが本メディアの使命です。
日本の若者が直面する現実
「自分の行動で社会が変わらない」と感じる若者が多い日本。日本財団が行った「18歳意識調査」によると、この傾向は先進国の中で特に際立っています。未来に対する希望を持つことが難しい現状から、若者たちが抱える無力感や閉塞感を打破するためには、実際の社会課題を真正面から捉え、彼らが共感できる「生の物語」を届けることが重要です。
「SisiDen」の確信と視聴体験
「SisiDen」では、 “志士(シシ)” と呼ばれる、社会の問題に向き合いながら自らの道を歩む人々に密着し、彼らのリアルな葛藤を描いています。番組は疾走感あふれる約10分の映像で構成され、視聴者に以下の3つの価値を提供します。
1.
疾走感と凝縮
各エピソードでは、一人の人物が経験する転換点に焦点を当て、彼らの心の軌跡を深く掘り下げます。情報を詰め込むのではなく、感情と意思決定のドラマを描くことで、爽やかでポジティブな余韻を引き出します。
2.
知的好奇心を満たす
主人公の物語を通じて社会課題を自然に理解できるよう構成されており、映像のラストではジャーナリストが背景を解説します。この「洞察の架け橋」により、視聴者は社会の複雑さを知り、「社会って面白い」と感じるきっかけを得ます。
3.
静かな共感
過剰な演出はせず、主人公の迷いや時には利己的な感情を率直に表現することで、視聴者に内面的な問いを投げかけます。その結果、視聴者は自分自身の人生を真剣に考え、「自分も主体的に生きていこう」という気持ちを育むのです。
これまでの配信と今後の予定
すでに配信済みのエピソードには、シンガーLiLuの闘病と再生のプロセスを描いた「人生の辛い宣告を乗り越え、歌に見つけた「生きる意味」」が含まれています。この中で、彼女が仲間たちの支えを得て見つけた生きる意味を感動的に描写しています。
7月には「藍色の風 〜岡山県児島のジーンズ職人」を予定しており、地域の誇りを持つ女性工場長に密着し、失われた日本の職人技術の価値を問いかけるストーリーです。
「当事者を育むメディア」としての使命
「SisiDen」は、視聴者が自らを社会の一員として実感できるよう助けることを目指しています。今後は教育機関や企業と連携を深め、志ある人々の物語を通じて社会を活性化させるエコシステムを構築していく考えです。
未来への展望
第1話はYouTubeで配信済みで、以降も毎月新たなコンテンツをお届けする予定です。2026年には海外展開も視野に入れ、教育機関への映像提供を含む10本以上のコンテンツ制作を目指すSisiDen。日本の未来を変える若者たちの姿を、ぜひご覧ください。
会社情報
- - 会社名: 株式会社シシクリエイション
- - 設立: 2024年6月
- - 本社所在地: 東京都港区芝4-1-23 三田NNビル15F
- - 代表取締役: 塚原芳子
- - 事業内容: YouTubeドキュメンタリーメディア「SisiDen」の運営
「SisiDen」を通じて、日本の若者に新たな希望が広がることを願っています。