新たな撮影体験を提供するLAOWAの広角レンズ、2025年に発売

新しい撮影体験が広がるLAOWA 9mm T5.8 VV Cine

株式会社サイトロンジャパンが2025年4月11日より受注を開始する「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、シネマ市場において非魚眼で最も広角のレンズとして注目を集めています。このレンズは、134.8°の広角画角を実現しており、直線を忠実に表現します。狭い空間での撮影が容易となり、映画や映像制作において新しい表現の可能性を広げてくれることでしょう。

圧倒的な広角性能

「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、特にVista Visionをカバーする非魚眼レンズとして設計されています。このレンズにより、作品に動的なパースペクティブをもたらし、ドラマチックな映像表現を引き出すことが可能です。さらに、RED Raptor 8K VVやAlexa LF Open Gateなどの大型フォーマットカメラにも対応し、高い互換性を誇ります。

近接撮影の自由度

このレンズの特筆すべき点は、最短撮影距離が12cmであり、近接撮影においても優れた性能を発揮する点です。超広角にも関わらず浅い被写界深度を持ち、美しいボケを得ることも可能です。被写体に近づいて撮影することで、視覚的なインパクトを高め、前景要素を強調することができます。この機能を活かせば、マクロ撮影にも挑戦できるでしょう。

優れた画質と軽量設計

「LAOWA 9mm T5.8 VV Cine」は、低ディストーション設計によってセンターから周辺までのシャープネスを維持します。色収差も抑えられ、コントラストの高い映像を実現。さらに、軽量なデザインにより、ドローンやスタビライザーとの併用にも最適で、さまざまな撮影スタイルに対応できます。コンパクトなサイズ感は、狭い場所での拍摄や外出先での撮影の際にも大いに役立つでしょう。