MSCC2025優勝者発表
2025-12-11 14:09:53

日本のカクテル文化に新たな息吹、MSCC2025優勝者発表。

Moon Shine Cocktail Competition 2025 優勝者発表



2025年11月30日、静岡県三島市の三嶋大社で開催された「Moon Shine Cocktail Competition 2025(MSCC2025)」。このイベントは、日本のカクテル文化の発展を目指し、クラフトスピリッツの製造・販売を手掛けるWhiskey&Co.株式会社が主催しました。今年で3回目を迎えるこの大会は、ウイスキー原酒やクラフトジンを使用したカクテルが競われ、熱い戦いが繰り広げられました。

バーテンダー部門のチャンピオン


今年のバーテンダー部門で栄光を手にしたのは、東京・高田馬場にあるBAR「THE HISAKA」に所属する大石清地氏。彼は、ウイスキー原酒『Distillery Water Dragon’s Moon Shine』と、熟成年数2年未満のウイスキー『Little K』を使用し、テーマ「Playful!!!(アソビゴコロ)」に基づいたカクテルを作り上げました。彼の作品は、見事なプレゼンテーションとともに審査員によって高く評価されました。

大石氏の使用したカクテル、『花時(Hanadoki)』と『常磐(Tokiwa)』は、いずれもユニークなレシピが特徴で、特に『常磐』は、干しイチジクのシロップや、古都の香りのリキュールを使うことで、深みのある味わいを実現しました。

一般部門の勝者


一般部門では、安斎剛彦氏がチャンピオンに選ばれました。彼の作品『NOASOBI』は、自然との遊び心をテーマにし、普段の生活から離れ、焚火を囲む時間を思い起こさせるようなカクテルに仕上げられています。安斎氏は、自身のカクテルを通じて、若者に酒の楽しさを伝えようとする情熱を持ったバーテンダーです。

ファイナリストの紹介


バーテンダー部門には、大石氏の他に、全国の優れたバーテンダーがしのぎを削りました。その中には、静岡出身の北子明日香氏(Bar Pálinka)、潮田凱氏(Bar Bridge)、中村直希氏(ヒルトン広島 Zatta Bar)など、総勢7名が名を連ねていました。

また一般部門では、安斎氏の他に、青島範明氏、佐藤優哉氏、鵜飼亮氏がファイナリストとして参加。彼らが作り出したカクテルもまた、大会の魅力を引き立てました。

来年に向けて


この大会は、参加者だけでなく、観客にも楽しんでもらえるよう工夫されており、ライブ配信も行われました。YouTubeのアーカイブにて、リアルタイムの臨場感を体験することも可能です。来年も多くのバーテンダーが挑戦することで、さらに盛り上がりを見せることでしょう。

大会の意義


Whiskey&Co.株式会社は、このイベントを通じて、日本のカクテル文化を深め、魅力的に育てていくことを目指しています。特に彼らが製造する『Distillery Water Dragon』のウイスキーは、国内でも珍しいため、今後の活躍に大いに期待が寄せられています。

このカクテルコンペティションは、ただの競技ではなく、参加者同士の交流や文化の継承、そして新たな発見の場でもあります。日本の未来を担うバーテンダーたちの姿が、今後のカクテルシーンをどのように変えていくのか、目が離せません。


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