絆の深まり
2025-05-20 13:05:12

地域を支える力!パルシステムとJAのとの絆の深まり

地域を支える力!パルシステムとJAのとの絆の深まり



5月19日、東京都新宿区にあるパルシステム連合会の本部で、能登農業協同組合(JAのと)の藤田繁信・代表理事組合長が来訪し、感謝状の贈呈式が開催されました。この取り組みは、能登半島地震や豪雨の被害を受けた地域に対して、パルシステムグループが行った支援に応える形で行われたものです。来訪は、単なる取引先としての関係を超え、深い絆が形成されていることを強く感じさせる出来事となりました。

この贈呈式には、藤田組合長をはじめ、パルシステム連合会の大信政一理事長、会員生協の理事長など、関係者約20名が出席しました。藤田組合長は「多くの支援に非常に感謝しています。『単なる取引先』ではなく、この関係が私たちの力となっています。復興の道のりがまだ見通せない中で、このつながりが続き、お互いの喜びを分かち合える日が来ることを楽しみにしています。」と心を込めて語りました。

これに対し、大信理事長も「復興への道が不透明な中で、JAのとの生産者たちが奮闘する姿を目の当たりにしてきました。今後も私たちは産地の現状を伝え、組合員や職員の交流、地域における産品利用などを通じて、地域への貢献を続けていきます。」と返答し、引き続きの支援の意義を強調しました。

パルシステムグループによる支援活動は、特に被災地における復旧・復興に向けた具体的な努力が行われています。2024年には、「能登半島地震緊急支援募金」として2.6億円を調達し、被災地の産地やメーカー、さらには復興活動を支援する団体へ寄付が行われました。また、パルシステムの職員も積極的に支援に関与し、これまでに延べ173人日が派遣されています。職員たちは、JAのとの圃場整備や損壊した家屋からの家財搬出などにも携わりました。

支援活動は2025年に向けても続けられる予定で、JAのとの稲作再生を目的として、さらに43名の職員が訪問し、草刈りや田植えなどを支援する計画です。「私たちの活動が地域に少しでも役立てば」との思いが込められています。

さらに、4月からはJAのとの支援活動が再開され、今年も引き続き、様々な支援が行われていきます。具体的な活動内容としては、農作物の再生を図るための物理的なサポートや、精神的な励ましを行うイベントなどが予定されています。

この取り組みを通じて、地域の皆さんとともに困難な時期を乗り越え、未来への希望を繋げていくパルシステムとJAのとの強い絆。2025年は国際協同組合年としても位置づけられており、双方の結束をさらに強める機会ともなります。地域の継続的な支援の重要性を再認識する中で、協力の輪が広がっていくことに期待が寄せられます。

パルシステムグループが今後どのような形でJAのとと連携を深め、地域に根差した活動を展開していくのか、その動向には注目が集まっています。


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