国勢調査のデジタル化を進めるオンラインセミナーを開催
2025年2月10日(月)、スマホ市役所をテーマにした無料オンラインセミナー「Bot Express Showcase」が開催されます。このセミナーでは、LINEを活用した国勢調査のデジタル化(DX)に焦点を当て、正確な調査実施と職員の負担軽減を実現する方法を探ります。特に、滋賀県大津市と共同で開発した事例が紹介される予定です。
セミナーの概要
今回のセミナーは、「LINEを活用した国勢調査のDX化」がテーマです。大津市では、LINE公式アカウントとBot Expressが提供する「GovTech Express」を連携させ、国勢調査を効率化するためのシステムを構築しました。これにより、調査員の募集、連絡、調査票回収会場の予約、報酬明細の配布、さらにはよくある質問への回答がLINE上でスムーズに行えるようになりました。
この新しい取り組みの背景には、アナログ手法を見直し、職員の働き方改革を促進する狙いがあります。また、調査員の確保や業務の効率化を図るために、このデジタル化は非常に重要なステップとされています。
登壇者のご紹介
セミナーに登壇されるのは、大津市市政情報課の課長補佐、目片善比古様です。彼は大津市に入庁以来さまざまな部署を経験し、国勢調査など基幹統計調査に携わってきた実績があります。前回の国勢調査の経験を活かし、効率的な調査を実現するための方策をお話しいただきます。
また、Bot Expressからは、パートナーサクセスマネージャーの新倉亜弥香も登壇します。彼女は13年間相模原市役所での勤務経験を持ち、自治体のDX推進に情熱を注いでいます。仕事の現場から見た実践的な視点を交えたトークに期待が高まります。
参加方法とプログラム
参加を希望される方は、Bot ExpressのLINE公式アカウントを友だち追加し、イベントからお申し込みいただくか、指定のWebフォームから登録してください。セミナーはオンラインで行われ、申し込み後に視聴用URLが送付されます。
プログラム内容:
1. LINE公式アカウントの拡張サービスGovTech Express・自治体事例紹介(Bot Express 仁志出)
2. 大津市の事例紹介(目片様、Bot Express新倉)
3. 質疑応答
国勢調査DXパッケージの特徴
大津市が開発した「国勢調査DXパッケージ」には、以下のような特徴があります:
- - 調査員の募集: LINEを介して調査員を募集可能。対話型のコミュニケーションで手続きが簡単。
- - 連絡がラク: 指導員同士の連絡はLINE上で行い、個人情報のやりとりが不要です。
- - 会場予約: 調査票の回収会場もLINEを利用して簡単に予約ができます。
- - デジタル報酬明細: 郵送物の手間を省くため、報酬明細もLINEで受け取れます。
- - チャットボットを活用: よくある質問はチャットボットで解決し、迅速な対応を実現します。
まとめ
Bot Expressは、行政サービスの改善を目指し、GovTechを推進しています。セミナーを通じて、全国の自治体がこの流れに乗り、より住民に愛されるサービスを提供できるようになることを期待しています。興味をお持ちの方は、ぜひご参加を検討してください。共同で行政サービスを進化させ、住民の暮らしをアップデートしていきましょう。