緑の丘の学び
2025-11-05 09:30:28

愛知学院大学末盛キャンパスの緑豊かな学びの場が形になりました

愛知学院大学 末盛キャンパスの魅力



愛知学院大学の末盛キャンパスに新たに完成した歯学部臨床教育研究棟は、単なる学びの場ではなく、地域と密接に結びついた緑豊かなキャンパスです。この新設された棟は、既存の病院と連携しつつ、高度な臨床教育と研究を行うための質の高い環境を提供しています。

地域と調和した設計



今回の新しいキャンパス設計においては、教育・研究と医療の融合が重要なテーマとして掲げられています。周辺の環境とも調和し、地域住民に開かれたスペースを持つこの建物は、地域の憩いの場ともなっており、多くの市民が利用できます。特に、建物の東側に広がる公開空地は、丘状の広場として作られており、キャンパスは周囲の自然と一体化しています。

また、この公開空地は、キャンパス内の2階部分とつながっており、吹き抜けを介して立体的なつながりを形成しています。この設計により、学生同士が触発し合う「ラーニングステップ」と呼ばれる学び合いの環境が生まれています。平面的な空間を「丘状」にアレンジすることで、新たなコミュニケーションと学びの形が創出されました。

なごやグッドグリーン賞受賞



この優れたデザインは、名古屋市が主催する「なごやグッドグリーン賞」にも選ばれました。この賞は、都市の緑化を促進し、都市環境を改善することを目的としています。選定基準には「都市景観への貢献」や「安らぎの創出」などがあり、まさに今回のキャンパス計画が目指したところです。

愛知学院大学は、この受賞を非常に喜ばしく思っており、このプロジェクトを実現に導いた関係者の皆様に感謝の意を示しています。

建築概要



新たな歯学部臨床教育研究棟は、愛知県名古屋市の千種区に位置しており、延床面積は8,898.74㎡・地下1階、地上6階の構造を持っています。建物は2023年8月に竣工し、その後もさまざまな賞を受賞しています。設計は久米設計、施工は熊谷組によって行われました。

教育環境の見直し



この新しいキャンパスは、既存の歯学部附属病院と連携し、より良い臨床教育環境を整えるために設けられました。地域の住宅地に溶け込むようなデザインが施されており、丘状の広場を通ると自ずと建物内にアクセスできる動線が確保されています。このような環境での学びは、学生だけでなく地域住民にとっても価値のあるものです。

また、食堂やカフェは地域の住民にも開かれており、様々な人々がこの場所で集い、交流することができます。このように設計された空間は、単なる学びの場に留まらず、地域全体が活気づくことに寄与しています。

結論



愛知学院大学末盛キャンパスの新しい歯学部臨床教育研究棟は、地域とのつながりを重視した緑あふれる教育環境を提供しています。このプロジェクトは「豊かさ」をテーマに設計され、その理念に従いながら新たな価値を創造しています。これからもこのキャンパスが地域社会に貢献し、学生にとっても理想的な学びの場であり続けることを期待しています。


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