防災テクノロジーの未来を探る「防災テックスタートアップカンファレンス2025」
2025年10月30日(木)に国内最大級の防災テックイベントがオンラインで開催されます。その名も「防災テックスタートアップカンファレンス2025」。昨年の参加者は1,100名を超え、90%以上の高い満足度を得たこのカンファレンス、今年も防災テックの新たなムーブメントを生み出す場としての期待が寄せられています。
このイベントは、日本が抱えるさまざまな災害リスクを考慮したもので、過去には水害や地震、豪雪といった自然災害による被害が多く発生しました。特に、今年も能登半島地震が元日に発生するなど、自然災害の脅威は身近にあります。そこで重要なのは、これらの災害に立ち向かうために、日本のテクノロジーを活用し、スタートアップたちがどのようにイノベーションを起こすのか。イベントでは、スタートアップ企業の成功事例や今後のビジョンについて発表が行われます。
出展するスタートアップ企業
今年参加するスタートアップ企業には、株式会社Specteeをはじめ、AIを駆使して防災危機管理を行う「Spectee Pro」、放射冷却素材「SPACECOOL」、気候変動リスク分析の「Climate Vision」、そしてサブスクリプションモデルの備蓄ソリューション「安心水準」が揃います。特に「Spectee Pro」は、災害情報をリアルタイムで可視化し、迅速な対応を可能にする注目のサービスです。
ゲストスピーカー
また、特別ゲストには、株式会社Synspective代表の新井元行氏や、WOTA株式会社の越智浩樹氏、JICAの樋口辰徳課長など、各分野の第一人者が登壇し、彼らの経験や知識を基にした貴重な議論が展開されます。「宇宙テクノロジーによる未来の防災」や「防災テックスタートアップの海外戦略」など、さまざまなテーマに沿ったセッションが用意されています。
オンライン参加のメリット
このカンファレンスは完全オンラインで行われるため、全国どこからでも参加が可能です。視聴は無料ですが、事前登録が必要です。アーカイブ配信も行われるため、当日の時間が合わなくても後から視聴することができます。
誰におすすめ?
防災に特化したテクノロジーに興味がある方、自らの業務に役立つスタートアップ企業とのネットワーキングを望んでいる企業の方、ESG投資の情報を求めるファンドやベンチャーキャピタルの担当者など、多様な方に推奨される内容となっています。
参加方法
詳しい情報や申込みは、公式サイト【https://resilience-tech.net/】をご覧ください。防災への関心が高まる中、新たな技術やアイデアが求められる今、このカンファレンスが未来につながる重要な一歩となることでしょう。