医師会合「Leaders of the future」での加藤聖子医師の成果発表
2025年の9月、ローマにて開催された「Leaders of the future」に参加した加藤聖子医師。彼女は麻布ビューティクリニックの理事長として、医療界からの新たな視点を切り開いています。この会合には、世界中から名だたる医師たちが集まり、ボツリヌス毒素の専門家であるJean Carruthers博士によるレクチャーをはじめ、各国の医師が様々な治療法や知識を共有しました。
Leaders of the futureとは
このプロジェクトは、2019年にアッヴィ合同会社が発足。未来の美容医療リーダーを育成することを目的としており、出身国ごとに選ばれた医師たちが数年間の研修を経て、最終的には26名が卒業しました。この企画の終了後も、加藤医師を含む20名が有志として継続的に集まり、各国の医師との意見交換を続けています。
加藤医師の発表内容
加藤聖子医師は、二つの重要なテーマでプレゼンテーションを行いました。その一つは「Asian Beauty ~Are Asians all the same?~」というタイトルで、アジア人の美しさをテーマにしたもの。彼女は、アジア人が持つ独自の美を示す症例を用いて、その視点を共有しました。グローバルな時代において、多様性が美しさをさらに豊かにすることを訴えました。
もう一つは「Circles under the eyes」で、目の下のクマの注入治療に関するものでした。加藤医師は、メスを使わないヒアルロン酸やコラーゲンによる注入法を提案し、その手法の有効性について説明しました。手術を行うことなく、この治療法が可能であることを強調し、参加者から大きな反響を呼びました。
加藤医師は、自身の参加初期には年齢に対する不安があったことを明かしつつ、最終的にメンバー全員との絆が深まったことを振り返りました。「このプロジェクトは、すべての境界を超える素晴らしいものでした」との言葉には、医療音楽に対する強い思いと、参加者同士の裏にある苦労や思いが込められています。
Dr. Jean Carruthersとの出会い
加藤医師にとって、ボトックスの母とも言えるJean Carruthers博士との出会いは特に意義深いものでした。「彼女がいなければ、ボトックスが美容医療に取り入れられることはなかった」と感謝の意を表し、ボトックスの重要性を再認識しました。彼女の存在が、自らに深い影響を与えていることも感じているようです。
今後の展望
「麻布ビューティクリニックは、ボトックスの素晴らしさを日本に広める理念のもとスタートしました。この経験は、私の人生における特別な思い出となるでしょう」と加藤医師は述べています。美容医療界における人との出会いは、すべてに理由があると信じ、今後も発展するために努力する意気込みを見せています。
麻布ビューティクリニックは、完全予約制で、東京都港区に位置しています。注入治療を中心にした非侵襲型の美容医療を提供しています。加藤聖子医師の専門知識を活かし、多くの症例に対応しています。「人との出会いが医療を豊かにする」という信念のもと、さらなる成長を目指します。