AIエンハンスメント・ラボが開設、コンサルタントサービスを革新へ

コーナーが新たに設立したAIエンハンスメント・ラボ

株式会社コーナーは、AI技術を活用し、企業の人事業務をより効果的に支える専門組織「AIエンハンスメント・ラボ」を立ち上げました。この新たな取り組みは、全社的な業務の高度化を目指しており、自己の生産性向上だけでなく、クライアント企業に対する支援の質を向上させることも目的としています。

背景と目的

近年、人事領域におけるAIの導入が進み、採用や育成、制度設計など幅広い業務においてもその重要性が増しています。コーナーは設立以来、人事分野における専門的な知見を持ちながら、クライアント企業と連携して様々な組織課題に取り組んできました。

新設されたAIエンハンスメント・ラボでは、この受け継がれた知見を基にAI技術を応用し、クライアントに対してさらに質の高い支援を提供します。
特に、業務の効率化に加え、企業の特性に応じた新たな価値提供を実現するためのプロジェクトの実施が期待されています。また、社内でも新たなサービスの開発にAIを積極的に取り入れることで、業務の改善を図ります。

主な活動内容

AIエンハンスメント・ラボは、以下の3つの領域において活動します。
1. 業務自動化・効率化: 　営業や人事、管理部門などの業務にAIを導入し、全体の生産性を最大限に引き上げます。例えば、定型業務の自動化や、データ分析、業務フローの最適化を通じて、時間とコストの削減を図ります。

2. プロジェクト支援品質向上: 　長年に渡って蓄積された専門的な知識をAI技術で拡張し、ベストな判断や提案を行います。企業特有の状況を考慮した分析と設計により、より戦略的な支援を実施します。

3. 新規サービス開発: 　AIの業務理解とデータ解析を駆使し、個別企業のニーズに合った新しい価値提供モデルの形成を目指します。この新たなアプローチは、各企業への専門性の高い支援を実現するためのものです。

組織体制と展望

AIエンハンスメント・ラボは、社内で選抜されたコンサルタント、AIエンジニア、マーケティング担当者から構成されています。効率的に成果を出すため、実務への適用を加速させる体制で運営されていきます。

取締役COOの小林幸嗣氏は、人事領域におけるデータ活用と業務フローの再設計が重要だと述べており、AI技術を用いた新しい業務設計を通じて、今後組織のコアとしての役割を果たしていく方針を示しています。

コーナーは、今後もAIエンハンスメント・ラボを通じて、人事分野におけるAI活用のベストプラクティスを提供し、顧客企業の価値向上を支援してまいります。人事専門のプロフェッショナルとともに、組織課題の解決に向けて新たな一歩を踏み出す企業とのさらなる出会いを楽しみにしています。