株式会社グリーンキャブ、invoxによる請求書処理の自動化を実現
株式会社グリーンキャブが「invox受取請求書」を導入しました。この取り組みは、請求書処理の電子化を通じて仕訳業務の約80%を自動生成する革新的なものです。この自動化により、管理会計への活用を含めたデジタルトランスフォーメーション(DX)基盤が構築されました。
DX推進とコストパフォーマンス
グリーンキャブでは全社的なDX推進と管理会計の体制強化を目的として、システムの導入を検討しました。経理業務は、進行中の電子帳簿保存法及びインボイス制度の施行が迫る中、重要な課題と位置付けられていました。月に約400件の請求書を管理し、これまでのシステムでは手間と時間がかかり、必要なデータは十分に得られない状態でした。
そのため、各社のシステムを比較し、コストと使いやすさを基準にinvoxを選択しました。その結果、コストの面では競合他社に比べて独特の高い機能性を兼ね備えていることが判明しました。
スムーズな導入と評価
導入作業は基本的に一人で行いましたが、invoxのヘルプページや迅速なチャットサポートを活用し問題なく進めました。特に会計システムとの連携では、標準のCSVフォーマットが整っていたためスムーズに対応できました。
社内マニュアルも整備し、導入時にはパソコン操作が苦手な社員もスムーズに受け入れました。エンドユーザーからはIT環境の整備に対する要望も上がり、これがDX推進のきっかけともなりました。
効率化の実績
invox導入後、総務の業務時間は1営業日分削減され、仕訳業務の80%は自動生成されるようになりました。この結果、経理担当者の負担も軽減され、業務の流れが大きく改善しました。さらに、各部門が必要なデータを迅速に取得できるため、損益管理にも利用されています。
今後の展開
グリーンキャブは、今回の成功を基に全国の拠点にも同様のシステムを導入し、全社的な経理業務の電子化を進める計画です。経理業務は標準化しやすく、システムへの抵抗感も少ないため、今後のデジタル化が期待されます。
会社概要
株式会社グリーンキャブは1952年に設立され、東京都と神奈川県でタクシー事業を展開する大手企業です。現在、約2500名の従業員と1400台以上の車両を擁し、タクシー業界においてはシンボリック存在となっています。その理念は「輸送サービスを通じて社会の発展に寄与する」であり、今後も時代に即したサービスの提供を目指しています。
invoxについて
invoxは、請求書の受取から入力・支払・計上業務を自動化するシステムです。AIとオペレータによって99.9%の正確性でデータ化が可能で、業務効率化を図るツールとして企業に広がりつつあります。このような先進的な技術をもって、グリーンキャブは経理業務におけるDXの第一歩を踏み出しました。