俳優・安藤玉恵の初著書『とんかつ屋のたまちゃん』が遂に発売！トーク＆サイン会も開催決定

俳優・安藤玉恵の初エッセイ集が登場！

俳優として多くの舞台や映像作品で存在感を発揮している安藤玉恵さんが、初めてのエッセイ集『とんかつ屋のたまちゃん』を2025年5月28日に幻冬舎から発売します。この本では、彼女のルーツである荒川区尾久のとんかつ屋「どん平」や、その周辺の商店街の思い出が豊かに綴られています。

安藤玉恵さんのルーツ

安藤さんが育った「どん平」は、地元でとても人気のあるお店で、テレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」でも取り上げられました。このエッセイでは、彼女の家族や商店街に関わる人々を通じて、当時の生活や人情、地域の魅力を詳しく描写しています。

特に、安藤さんの家族は個性的で、彼女の物語には様々なエピソードが織り交ぜられています。安藤さんの祖母は「どん平」の初代の女将で、祖父は放蕩者、父は地域の伝説を持つ人物、母は太宰治を愛する独特なキャラクターを持った方だったとのこと。これらの家族の物語に加え、彼女が育った商店街の仲間たちの描写も興味深く、昭和の香りが漂う、懐かしさと共に笑いを提供してくれる内容となっています。

書かれた思い

安藤さん自身は、本書について次のように話しています。「友達に話すと、昭和のおわりの尾久の面白さが伝わってきたことが執筆のきっかけとなりました。記憶を頼りに、当時の商店街や周りの大人たちについて書いていると、まるで物語になっていくようでした。」このコメントからも、彼女のエッセイがどれほど心温まるものであるかがうかがえます。

発売記念トーク＆サイン会の開催

また、著書の発売を記念して、2025年6月6日には芳林堂書店高田馬場店でトーク＆サイン会が行われます。このイベントでは、文筆家である清田隆之さんをゲストに迎え、安藤さんが描く商店街の世界が深く掘り下げられる予定です。お二人とも東京下町に育ち、早稲田大学を卒業しているという共通点があり、当時の文化や風景についても興味深い話が聞けそうです。