名古屋・和歌山で行われる「バナナのらんとごん」イベント
特定非営利法人APLAと和歌山のらくだ舎出帆室が共同で企画した、『バナナのらんとごん』の刊行を記念したイベントが、名古屋市と和歌山県紀南地方で開催されます。このイベントは、絵本を通じて民衆交易やフードロス問題に触れる機会を提供します。
イベントの概要
絵本『バナナのらんとごん』は、バランゴンバナナを主人公にした物語で、日本にバナナが輸入されるまでの過程や、それを支えるバナナ農家の生活、さらにはフードロスの問題を扱っています。この楽しい物語を通じて、参加者はバナナや交易について新たな視点を得ることができます。
開催日程
- - 10月18日(土) 14:00〜16:00 名古屋市「街と珈琲」
内容: 絵本の読み聞かせとバナナ農家の生活に関するトークイベント、子ども向けワークショップ
参加費: 大人1,000円(バナナ焼きと規格外バナナ1本付き)
- - 10月18日(土) 19:00〜20:30 名古屋市「TOUTEN BOOKSTORE」
内容: バナナと民衆交易に関するトークイベント
参加費: 1,000円(規格外バナナ1本付き、子どもは無料)
- - 10月19日(日) 18:00〜20:00 和歌山県「らくだ舎」
内容: APLAの福島さんによるトークと特別メニューの提供
参加費: 無料(大人はワンドリンク程度の注文が必要)
- - 10月21日(火) 15:15〜16:00 和歌山県「うつほの杜学園」
* 内容: 絵本を通じた食に関する学びの授業
名古屋でのイベント詳細
「街と珈琲」
14:00から始まるこのイベントでは、絵本の読み聞かせに続いて、バナナ農家の暮らしを学ぶトークセッションが行われます。参加者は、バナナ焼きの試食や、規格外バナナを観察しながら絵を描くワークショップを楽しむことができます。子どもも大人もそれぞれの部屋で楽しめる内容となっています。
「TOUTEN BOOKSTORE」
名古屋市熱田区に位置するTOUTEN BOOKSTOREでは、バナナをテーマにしたトークイベントが行われます。特に、フィリピンのネグロス島での農業と、その背景にある社会的な側面について詳しく議論されます。会場では、フェアトレード商品も販売されるため、お買い物も楽しめること間違いなしです。
和歌山でのイベント概要
「らくだ舎」
和歌山県那智勝浦町のらくだ舎では、APLAの福島さんが実際の農家の生活や民衆交易についてのお話をします。ここでは特別メニューの「シカカツバナナカレー」も楽しめるので、食を通じて深い学びが得られます。
「うつほの杜学園」
この学校でのアフタースクール授業では、絵本を通してバナナの成長過程や民衆交易の意義について学びます。また、地域に開かれた放課後授業として、食にまつわるテーマを取り扱っていきます。
イベントの意味と意義
本イベントは、単なる絵本の紹介だけではなく、バナナを通じて私たちの食生活や環境への影響を考える良い機会です。フードロス問題やバナナ農家の現状に対する理解を深め、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出す場となるでしょう。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。参加方法は、各イベントの住所や申し込み方法をチェックし、メールで予約を行ってください。
まとめ
絵本『バナナのらんとごん』を通じて、私たちの食にまつわる問題を知り、新しい視点を得るための貴重な機会となる今回のイベント。2つの地域で異なる内容が楽しめるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。