M&Aマッチングプラットフォーム『MAny』が新機能を追加
株式会社Sirbeが運営する『MAny(メニー)』は、中小企業とM&A仲介会社のマッチングサービスを提供しています。このプラットフォームは、今回のアップデートにより、買い手企業のプロフィール項目を拡充し、オファーがしやすい環境を実現しました。
アップデートの背景
M&Aにおいて、仲介会社は買い手の希望条件を把握し、適切な案件を提案することが重要です。しかし、これまで買い手からは「希望条件が曖昧」という意見が多く寄せられ、仲介会社にとっては案件提案の精度が大きく影響されていました。そこで、MAnyは買収希望案件情報と買い手企業情報の強化を図ることにしました。
新しいプロフィール機能では、買い手企業が希望する業種、地域、規模などを直感的に登録できるように設計されており、これにより案件登録のハードルが低くなりました。また、買収希望案件に関しても、売上金額や企業の強みを明確に表現できるようになっています。
アップデート内容詳細
1. 買収希望案件登録の改善
買い手が希望する業種や地区、サイズについて、より分かりやすく入力できる項目を整理しました。これにより、利用者は簡単に希望条件を登録できるようになり、仲介会社にとっても案件を見つけやすくなりました。
2. 企業情報の拡充
売上金額などの選択肢が増えることで、買い手の企業像をより正確に反映できるようになりました。この強化により、仲介会社は提案する際に、より信頼性の高い情報を持つことができるようになります。
ウィンウィンの関係を築く
このアップデートにより、買い手企業は自身の条件をより的確にアピールでき、マッチング成功率が高まります。また、仲介会社も明確な条件に基づいて案件を提案できるため、提案効率が向上することが期待されています。
新しいMAnyの利用方法
MAnyでは、匿名で買収希望条件を投稿することができ、複数のM&A仲介会社からオファーを受けることが可能です。特に、買い手企業にとっては無償で利用できる点が大きな魅力です。オファーを比較・検討しながら、自分に最適な提案を選ぶことができます。仲介会社にとっても、マッチング成立時に報酬が得られる成果報酬型のビジネスモデルが採用されています。
今後の展望
今回のアップデートを皮切りに、MAnyは今後もマッチング精度を高める新たな機能を導入する予定です。中小企業が安心して未来を託せるM&A市場の構築に向けて、サービスの改善に努めていきます。さらに、俳優の竹中直人さんが出演する動画番組で、MAnyの利用法も紹介される予定です。
会社概要
株式会社Sirbeは東京都港区に本社を置き、2023年11月に設立。インターネットサービス事業を通じて、M&Aの新しい形を提案しています。 - 公式サイト:
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この新たな環境と機能の改善により、MAnywhere利用者同士のコミュニケーションが円滑になり、ますます多くのマッチングが実現していくことが期待されます。