ブロックチェーンとAIの未来を探る、岡本和士氏がETHDenverで議論をリード
暖かい日差しが注ぐ二月、米国デンバーにて開催された「ETHDenver」は、イーサリアムを中心としたブロックチェーンの盛況に包まれていました。イーサリアムの創設者、Vitalik Buterin氏を始めとした著名なスピーカーたちが集結し、最前線のテクノロジーと未来へのビジョンを語る様子が印象的でした。中でも特筆すべきは、株式会社ホットリンクの代表取締役、岡本和士氏の登壇です。彼は、暗号資産・ブロックチェーン関連スタートアップへの投資を行うベンチャーファンドNonagon Capitalの代表を務めています。
ETHDenverについて
ETHDenverは、世界中の起業家、開発者、投資家が一堂に会するブロックチェーンの祭典。自律分散型組織(DAO)であるSporkDAOが8年以上にわたり主催しており、延べ参加者数は約10万人に達しています。このイベントでは、イーサリアムのエコシステムの今後や技術の普及戦略に関するパネルディスカッションが行われ、技術に対する理解と関心が高まる場となります。
AIと決済に関するディスカッション
岡本氏がモデレーターを務めるパネルディスカッション「AI DEPIN Robotics Mini Summit at ETHDenver」では、AIエージェントやロボットによる決済技術がテーマとなり、参加者たちが関心を寄せました。AIの導入に伴い、ロボットやエージェントが如何にユーザーと直接関わり、決済を行うことができるのか、技術面とビジネス両方の視点から活発に議論されたのです。このセッションには、500名以上の参加申し込みがあり、ブロックチェーン業界におけるAIの役割についての関心の高さを物語っています。
見えてきた課題と解決策
昨今、AIエージェントの活躍は広がる一方、その実用化に向けては様々な課題が存在します。岡本氏は、次の三つのポイントに焦点を当てました:
1.
エージェントの自律性の実現
2.
責任の所在
3.
支払い・ID・UXの標準化
これらに関して、参加したパネリストたちからは以下のような見解が示されました。
- - エージェントが決済を行うには、本人確認の仕組みが必須。
- - 過去の実績に基づくエージェントの信頼性の評価方法が必要。
- - 責任の分担設計がなければ、事故があった際に対応が難しい可能性あり。
- - 小規模な取引を都度処理するのではなく、一定期間のまとめて処理が望ましい。
- - 最終的には、誰もがすぐに使える体験の設計が重要である。
これらの知見は、ブロックチェーンとAIがどのように共存し、相互作用するかを考える上で非常に重要なものでしょう。
岡本和士氏について
Nonagon Capitalの共同創業者であり代表職務執行者である岡本和士氏。彼は、シード期のプロジェクトに投資し、Web3の起業家を支援する活動を行っています。また、投資銀行の経験を活かし、各国のプロジェクトのアドバイザーとしても活躍中です。彼の洞察は、今後のWeb3のトレンドを占う上で欠かせないものとなるでしょう。
登壇や講演の依頼について
Nonagon Capitalは、ブロックチェーン領域の最新情報や知見を元に、日本と米国を踏まえた議論を広めるため、講演やパネルディスカッションの依頼を受け付けています。興味があれば、ぜひお問い合わせをしてみてください。
企業紹介
ホットリンクは、ソーシャル・ビッグデータの分析を通じて企業のマーケティング活動を支援する会社です。暗号資産やブロックチェーンにおけるデータ活用の最前線で、社会に貢献することを目指しています。
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