インテリックスホールディングスが劇的成長を遂げる
東京都渋谷区に本社を構えるインテリックスホールディングス株式会社(代表取締役社長:俊成誠司)は、2026年5月期の連結業績において、売上高と利益の両方で過去最高を記録しました。この成功は、同社の中期経営計画《Renovation Forward 31》に取り組む中で遂げた成果です。
成長を支えるリノベーション事業とソリューション事業
2026年5月期、インテリックスはリノベーション事業とソリューション事業という二つの主要分野で顕著な成長を見せました。リノベーション事業におけるリノヴェックスマンションの販売価格の上昇は、前年同期比で売上高を28.7%も増やす要因となりました。その一方で、ソリューション事業においても、一棟収益物件の販売やパートナーシップによる共同事業が進展し、同36.0%の成長が達成されました。
この結果、連結売上高は前年同期比で30.5%増の584億71百万円、営業利益は同26.7%増の30億23百万円、そして経常利益は同8.3%増の23億46百万円となり、売上、利益ともに新たな最高を迎えました。
市場構造の変化と企業の戦略
現在、首都圏では中古マンション市場が新築マンション市場に対して持続的に成長を続けており、中古マンション成約件数は2016年に新築を超えたことが明らかになっています。新築マンションの価格高騰や供給の減少が影響し、多くの住宅購入者が新築から中古物件へと選択を変えてきているのです。この流れは今後も続き、中古と新築の市場の差は広がることが予測されています。
このような市場環境の変化は、インテリックスにとっては大きなビジネスチャンスと捉えられており、リノベーションを通じて既存住宅の価値を高めることで、さらなる成長を目指しています。
中期経営計画の目標と達成に向けた取り組み
インテリックスは、中期経営計画《Renovation Forward 31》を掲げ、2031年度には売上高800億円、経常利益35億円、ROE 11.2%を目指しています。過去最高の業績を新たな成長の出発点と位置づけ、2027年5月期から本格的にこの計画を実行に移していく方針です。
重点テーマを掲げた成長戦略
インテリックスホールディングスは、成長を加速させるために以下の三つの重点テーマに取り組んでいます。
1.
ヒト:人材育成を最重要課題に位置づけ、若手人材の採用・育成を強化し、施工分野における人手不足に対応する体制を整えています。
2.
テクノロジー:不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務効率を高めつつ環境負荷を低減する技術開発にも力を入れています。
3.
ファイナンス:リノベーション物件に特化した金融スキームの構築を進め、収益物件の流動化を通じたバランスシートマネジメントにも取り組んでいます。
未来に向けたビジョンと挑戦
俊成社長は、「中古住宅市場の成長は当社にとって大きな機会です。しかし、現代社会の課題、例えば人手不足や環境問題、金融不安といった課題にも直面しています。私たちは、ただの住宅リノベーションに留まらず、施工体制の強化や新たな金融価値提供により社会課題の解決にも寄与していきます」とコメントしています。
インテリックスは、ホールディングス化を経て経営基盤を強化し、中期経営計画を着実に推進することで、2031年にはリノベーションインフラ企業として、多くの人々にとって不可欠な存在となるべく努力していきます。持続可能な市場形成と企業価値の向上に向け、さらなる挑戦を続ける姿勢が感じられます。