ネパール人ドライバー教育
2025-10-17 15:58:08

アズスタッフが開始したネパール人ドライバー教育事業の意義と展望

アズスタッフが新たに手がけるネパール人ドライバー教育事業



2024年3月より、日本の特定技能制度に自動車運送業が追加される中、業界全体での導入が進まない状況が見受けられます。リスク面への懸念や、実績の乏しさが影響しているのが現状です。特定技能を持つ人材を受け入れる国は、東南アジアを中心に17カ国。どの国から人材を選ぶか、難しい判断が求められています。

教育プログラムの概要


株式会社アズスタッフは、この課題を解決するために、ネパール人特定技能ドライバーの教育プログラムを始めることを決定しました。日本の元自動車教習員、黒岩紘司氏がネパールに常駐し、候補者に対して40時間の学科教習と40時間の技能教習を提供します。この学習時間は、日本で新たに免許を取得する際に必要な時間と同等以上です。

運送企業にとっては、面接の際に候補者の運転技術を直接確認できるというメリットもあります。これまでに5社が現地を訪問し、30名以上の内定者が出ました。今後の面接予定を加えると、すでに50名以上が日本での就業に向けて準備を進めています。

ネパールを選んだ理由


アズスタッフがネパールを選んだ背景には、人口中の就業希望者の多さ、道の走行方向が日本と同じ、そして穏やかな性格を持つ国民性があります。また、宗教的な制限が少ないため、採用の際のハードルが低くなっています。

さらに、ネパール国内における日本への送り出し実績が高い「Kizuna H.R. Solutions Pvt.Ltd」との提携も重要な要素です。同社は、9店舗の日本語学校を運営し、常時2000名以上の学生に日本語教育を提供しているため、言語の壁を越えた円滑な教育が期待できます。

教育の質と安全意識


アズスタッフの谷口愛斗室長は「日本でドライバーとして働くためには、技術だけでなく思いやりや誠実さが不可欠です」と述べており、道徳的な指導も重視していることを強調しています。教育プログラムには学科教習や技能教習に加え、こうした倫理的な部分も含まれており、日本の運送企業が満足する人材を育てることが目指されています。

一方、黒岩紘司教官は、「交通ルールの理解とその重要性、安全運転操作の大切さ」を一人ひとりに伝えることが必要だとし、命の尊さを心と身体で感じ取ることが重要であると語っています。

今後の展望


アズスタッフの取り組みは、新たな市場としてのネパールを開拓し、安全で信頼できるドライバーを育成することを目的としています。これにより、業界全体の人手不足を解消し、日本国内の運送業が持つ課題の一部を解決することが期待されています。また、教育を受けた人材が日本で活躍することで、両国間の人材交流がさらに進むことも望まれます。

【本件に関する問い合わせ先】
050-8890-3459

会社概要


  • - 社名:株式会社アズスタッフ
  • - URLazstaff.co.jp
  • - 本社所在地:東京都新宿区西新宿1-20-3西新宿髙木ビル2階
  • - 設立:平成23年8月15日
  • - 資本金:2,600万円
  • - 事業内容:人材派遣業、人材紹介業など

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