手の長いおじさん
2026-04-01 18:10:35

NPO法人「手の長いおじさんプロジェクト」設立の背景と新たな取り組み

NPO法人「手の長いおじさんプロジェクト」の設立と今後の取り組み



社会的養護下で育つこどもや若者の自立を支えるNPO法人「手の長いおじさんプロジェクト」が2026年2月に設立されました。このプロジェクトは、児童養護施設や里親家庭で育つこどもたちに、物資の支援だけではなく、体験と出会いの機会を提供することを目指しています。理事長の尾見紀佐子さんがリーダーシップを務め、この活動の背景にあるのは、こどもたちが直面する様々な困難や課題です。

設立の背景


「手の長いおじさんプロジェクト」は、もともと東日本大震災の際に、ガラス作家の石川昌浩氏が発起人となり始まりました。このプロジェクトは、手仕事の器や洋服を直接、社会的養護を受けている子供たちに提供し、支援の気持ちを届ける活動を行ってきました。しかし、活動を進める中で、物質的な支援だけではなく、「体験や出会いの機会」が圧倒的に不足していることが浮き彫りになりました。

現在、社会的養護の現場では、限られたリソースの中でこどもたちの支援が行われていますが、個々の関心に応じた活動や自分の未来を語る機会は乏しいのが実情です。こうした実情を受け、「手の長いおじさんプロジェクト」はNPO法人として新たな体制を整え、より継続的かつ包括的なサポートを提供することが必要だと判断しました。

今後の取り組み


NPO法人化に伴い、プロジェクトは5つの新たな事業を展開します。一つは、毎年開催される「うつわとお洋服のお渡し会」です。このイベントでは、巣立ちを迎えるこどもたちが自分の意思で器や洋服を選び、生活の準備をする時間が設けられます。

次に、2026年9月から始まる「自分をひらく教室」では、中高生や若者を対象に様々な生き方や価値観に触れながら未来を描く力を育む6か月間の連続講座を行います。これは北欧の「フォルケホイスコーレ」をモデルにしており、評価や競争ではなく、個々の生き方に重点を置く内容となっています。

また毎月開催される「つながりのお茶会」では、気軽に人と交流できる場を設けます。参加者は最近の出来事を分かち合ったり、悩みを相談することができる居場所として機能します。

加えて、2027年には「みらい発見プログラム」をスタート予定。このプログラムでは、実際の職場を訪問し、自分らしい働き方について考える機会を提供します。さらに「まなざしラボ」では、こどもや若者の声を集めて今後の支援方法をリサーチし、活動に反映させていきます。

支援のお願い


「手の長いおじさんプロジェクト」では、賛助会員「手長サポーター」の募集を開始し、個人や法人からの寄付を通じて活動を支えてもらう仕組みを整えています。

支援を通じて、社会的養護下で育つこどもたちが、自分らしい人生を軽やかに歩むことができるよう、皆さんの手を少しだけ伸ばしていただければと思います。寄付金は、同プロジェクトの活動資金として大切に使用されます。

この新たな一歩を、少しだけ一緒に支えていただければと思います。私たちの活動を通じて、すべてのこどもや若者が自分らしく歩んでいける社会を一緒に目指していきましょう。


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