父子の絆を感じるサッカー界のレジェンド・大久保嘉人の愛車遍歴

大久保嘉人の愛車遍歴と父との絆

1月18日（土）よる9時から放送される「おぎやはぎの愛車遍歴」では、サッカー界のレジェンド・大久保嘉人さんがゲストとして登場します。ワールドカップに2大会連続出場し、J1リーグでは3年連続得点王に輝いた彼の車選びは、彼自身の人生そのものを反映しています。そして、その根底にあるのは、亡き父との深い絆です。

初愛車とその運命

大久保さんが国見高からJリーグに入った際、手に入れた支度金で購入した初愛車はドイツの高級車。そのクルマを納車してわずか1時間後に巻き込まれた悲劇。それは、彼のサッカー選手としての覚悟を決定づける出来事となりました。「そこから吹っ切れました」と語る大久保さんの言葉からは、事故を機に彼がどのように成長したかが伺えます。

現在の愛車は、メルセデスAMG S63 4MATICクーペ。これを駆ける姿を見たおぎやはぎの矢作さんは、「やっぱ、いかついクルマが似合いますね」と絶賛します。彼の所有するクルマには、確かなこだわりが宿っているようです。

家族との関係

大久保さんは4人の息子の父でもあり、長男はスペイン・バルセロナへサッカー留学中。また、最近三男もスペインへ渡ったことを明かし、家族のサッカーへの情熱が伝わってきます。「僕が言うと、うるせえとか、お前に言われたくないとか…」と笑いながら語る彼の言葉からは、父親としての苦みとともに、子供たちへの愛情が感じられます。

特に、彼の性格は父親譲りであることが番組内でも話題になります。大久保さんの父が愛用していた日産ブルーバードも登場し、その思い出や厳格な教育についてのエピソードが展開されます。「根性論なんですよ。絶対負けるなよとか、やられたらやり返せ」という教育方針は、サッカーに対する情熱に繋がっています。

世界的舞台への挑戦

大久保さんが初めてワールドカップに挑戦したのは2010年の南アフリカ大会。少年時代に父から受けた一言が、彼のサッカーを目指すきっかけになったといいます。「言われてから、僕の夢になった」というそのメッセージは、彼のキャリアにおいて常に心の支えとなっていることでしょう。

海外でのプレーを経て、帰国後には憧れのポルシェを手に入れた大久保さん。その背後には、父からの言葉が大きな意味を持っていることが伺えます。そして、09年に購入したアメリカ車は、彼の人生に大きな転機をもたらした重要なクルマとして位置付けられています。