東京都に拠点を置く芸術団体や個人に朗報です。アーツカウンシル東京が"東京芸術文化創造発信助成"の新たなカテゴリーとして、2025年度から【カテゴリーⅣ [長期助成] 海外映画祭参加活動】を発表しました。この助成制度は、州および地域の文化を世界に発信することを目的に、多様な創造活動を支援する内容となっています。
助成制度の概要
この新設されたカテゴリーでは、東京都内に本拠を持つ団体や、東京都内に居住する個人(映画監督やプロデューサーなど)が対象です。助成金は、映画のポストプロダクションを行い、海外映画祭での上映を目指す事業に対して支給されます。援助の期間は2年間または3年間にわたり、具体的には2026年1月1日以降に開始する事業が対象です。
申請の詳細
対象事業は、2027年12月31日までに終了するもの(2年間)または2028年12月31日までに終了するもの(3年間)である必要があります。また、助成金の具体的な金額は以下の通りです:
- 2年間:最大400万円(助成対象経費の1/2まで)
- 3年間:最大600万円(助成対象経費の1/2まで)
- 2年間:最大200万円(助成対象経費の1/2まで)
- 3年間:最大300万円(助成対象経費の1/2まで)
重要なのは、消費税は助成対象経費には含まれないため、注意が必要です。また、大切な要素として、申請者は監督やプロデューサーが東京都内に居住していることが求められます。
サポート費の申請も可能
助成金の他に、創作環境サポート費として、年間上限10万円を申請することもできます。これは創作活動を行う上での環境をさらにサポートするためのものですか、こちらは申請するかどうかを選択する必要があります。
申請の受付期間
公募の受付は、2025年7月1日から7月30日まで行われます。この期間中にオンラインでの申請が必要です。併せて、オンラインによる公募説明会も開催予定ですので、詳細はアーツカウンシル東京のウェブサイトで確認してください。
問い合わせ先
本助成制度に関する疑問や詳細については、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京の活動支援部助成課までお問い合わせを。連絡先は、TEL: 03-6256-8431、E-mail: josei@artscouncil-tokyo.jpです。これからの芸術文化に携わる皆さんの応募をお待ちしています。東京の文化がさらに国際的な舞台で輝くことを期待しております。