新音楽プロジェクトから新しく誕生したピアノ曲
2023年11月19日、東京都渋谷区に本拠地を置く音楽出版社株式会社Virgoは、人気作曲家山下康介による新作ピアノ曲『ピアノ独奏のための”ハルモヨウ”(ピアノのための組曲「四季」より)』および『Epilogue 1996 - Piano Solo Edition -』を、実力派ピアニストの小林有沙の演奏で配信リリースすることを発表しました。
今回のリリースは、新たに設立される「DICT Music DAO Classics」の一環でもあり、作曲者である山下康介の独特な音楽スタイルが、ピアノを通じて表現されています。このプロジェクトは、Web 3.0とDAOの仕組みを駆使して、新しいクラシック音楽文化を共創することを目的としています。
 魅力的な2つの楽曲
リリースされる2曲は、いずれも山下康介が過去の作品を改作したもので、特に『ハルモヨウ』は、元々弦楽四重奏のために書かれたものであり、ピアノ独奏用にリメイクされています。この作品は、春の訪れを感じさせるメロディーが特徴で、卒業や新たな出会いをテーマに掲げています。さらに『Epilogue 1996 - Piano Solo Edition -』は、山下の大学卒業時に作曲された作品で、彼の成長を色濃く反映した楽曲であり、個々の演奏者がそれぞれの「Epilogue」を描くことが期待されています。
 演奏の精髄を引き出す小林有沙のパフォーマンス
今回の楽曲の演奏を担当するのは、小林有沙。彼女は国際コンクールでの受賞歴を持つピアニストで、さまざまな音楽シーンで活躍しています。その広範な表現力に裏打ちされた演奏により、今までにない新たなレパートリーが形成されること、間違いなしです。
 アートワークの担当も注目
リリース作品のカバーアートは、山下康介と多くのプロジェクトでタッグを組むデザイナーの伊藤達哉が担当。彼の目を通して表現されたアートワークには、山下の音楽の世界を感じることができます。
 同時リリースのその他の作品
11月19日には、これらの作品に加えて、小林の演奏による他のコラボレーション作品も5本リリース予定です。これにより、さまざまな作曲家やイラストレーターとの関わりを楽しむことができます。
 世界初演が待ちきれない
さらに、リリース日の前日、11月18日には東京音楽大学にて創設記念演奏会が開催され、これらの楽曲が世界初演されることになります。この機会に、是非ともご来場いただき、生の演奏を体験してください。
音楽の新たな時代を感じさせる山下康介と小林有沙のコラボレーション。この音楽プロジェクトに注目が集まります!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
