文京学院大学での異文化交流イベント
2023年8月3日、文京学院大学本郷キャンパスにて、留学生を対象とした日本文化体験イベント「最高な日本文化を見つけよう」が開催されました。本イベントは、文京学院大学の外国語学部と経営学部が連携した「異文化マーケティング」授業の一環として行われ、ウズベキスタン、トルコ、ブルガリア、韓国、アメリカから来た留学生10名が参加しました。これにより、彼らは日本文化の奥深さと魅力を体験できる貴重な機会を得ました。
イベントの目的
「異文化マーケティング」授業の目的は、国際交流の推進と日本文化の国際的なPRです。この授業を通じ、文京学院大学の経営学部の学生たちは、イベントの企画・運営に取り組みました。留学生たちが日本の文化を理解し、自国にその魅力を持ち帰ることを希望し設計されたプログラムです。
日本文化体験プログラム
当日は参加者に対し、以下のような多彩なプログラムが用意されました:
- - 浴衣の着付け体験:協力企業である株式会社やまと提供の、本格的な浴衣を選び、着付けを体験。
- - うちわ制作:端切れを使って、オリジナルのうちわを制作するワークショップ。
- - 茶道体験:ユースハウス内の茶室にて、茶道の体験を通して日本の伝統文化を学びました。
これらのプログラムは、運営を担当した経営学部のフィールドワーク科目「異文化マーケティング・コミュニケーション開発」の受講生が主導しました。特に、茶道体験では和菓子の提供が行われ、参加者は日本の繊細な文化に触れることができました。
株式会社やまとの協力
イベントの成功には、株式会社やまとの協力が欠かせません。1917年創業のこの企業は、伝統的な着物文化の保護と普及に力を入れており、2025年4月にはフランス・パリに初の海外常設店を出店する予定です。彼らの理念である「共創」を基に、日本文化の魅力を広める役割を担っています。
「異文化マーケティング」科目の概要
文京学院大学では、国際ビジネスと外国語教育に力を入れており、特に留学生を多く受け入れています。「異文化マーケティング」は、外国語学部と経営学部の学生が共同で学ぶ新しい科目として、2025年度から始まります。これにより、学生たちは国際的な視点でビジネスを学び、いかに日本の文化を海外に広めるかを探求することになります。
このイベントは、日本の伝統文化を知るきっかけとなり、留学生たちの国際交流の一助となったことが大いに期待されます。今後も文京学院大学は国際教育の推進に努め、日本の魅力を多くの人々に伝えていく方針です。