水戯庵が新たなナイトカルチャー「Tokyo Underground Arts Society」を開始

水戯庵が届ける新しいナイトライト

東京・日本橋に位置するレストラン＆バー「水戯庵」では、2026年2月より新しい週末限定ラウンジ「Tokyo Underground Arts Society」（トーキョー・アンダーグラウンド・アーツ・ソサエティ）をスタートします。日本の文化と現代アートが交差する新しいナイトライフの舞台として、特別な体験を提供します。

日本の文化が直面する課題

訪日外国人が増加し、“ジャパン・ジャンキー”と称されるリピーターたちが様々な日本体験を求める中、日本独自の文化を楽しむ場所が限られている現実が指摘されています。また、国内の若い世代は伝統芸能に触れる機会が減少しているという問題も浮かび上がっています。これに対抗すべく、2018年から日本の伝統文化を発信してきた水戯庵は、音楽やアート、食と結びつけて新たな文化の入口を開こうとしています。

水戯庵の挑戦

水戯庵のオーナー、木村英智氏は、「世界中にその地域ならではの文化を反映した夜のイベントが存在する一方で、日本独自の美意識を基にした取り組みは少ない」と述べています。彼は、伝統を守りつつも、現代的なカルチャーとの融合により、敷居を低くして新しい文化の体験を提供することを目指しています。週末の特別な夜には、まるで「地下の秘密結社」にいるかのように、自由な発想で新しいカルチャーを世界に発信していくとのことです。

「Tokyo Underground Arts Society」の詳細

「Tokyo Underground Arts Society」は、2026年2月20日（金）から毎週金曜日に開催予定です。

- 時間: 開場19:00～
- 場所: 水戯庵（東京都中央区日本橋室町 2-5-10 B1F）
- 内容: 伝統芸能と現代音楽のDJやライブパフォーマンスの特別セッション
- 料金: 5,000円～30,000円（税込・サ込・2 ドリンク付）

このラウンジには、様々なアーティストが登場予定です。DJ KrushやKen Ishii、BLU-SWING、さらには現代の能楽師たちが共演し、伝統と現代の作品が共鳴し合う特別な一夜を演出します。

アーティストラインナップ

アーティストの中には、世界的に知られるDJ Krushや、日本のテクノのパイオニアであるKen Ishii、ジャズとクラブミュージックを融合させたBLU-SWINGといった面々が名を連ねており、観客には多様なジャンルの文化体験が楽しめる機会が提供されます。また、伝統芸能を代表する能楽師たちも出演し、現代と伝統の融合したパフォーマンスを披露する予定です。