波佐見町の新たな魅力を世界へ発信する「SUKI」の取り組み
株式会社丸井グループが展開する新規事業「SUKI」は、「好き」をテーマに、海外の人々に日本の魅力を届けることを目指しています。このプログラムは、長崎県波佐見町における地域文化の発信と観光、そして地域産業の活性化を目的としています。
クリエイティブ・レジデンシーの概要
2026年9月から始まる「クリエイティブ・レジデンシー」プログラムでは、スペインのデザイン振興協会「ADI-FAD」と連携し、地域の陶芸職人や事業者とともに新たな商品開発が行われます。選ばれた2名のデザイナーは、約2カ月間波佐見町で生活しながら地域文化に触れ、その中からインスピレーションを得ていくことになります。
このプログラムの目的は、波佐見焼の魅力を国内外に発信することです。デザイナーたちは波佐見焼の伝統技術を尊重しつつ、彼らの独自の感性で新しい価値を生み出すことを目指します。そこから得られた作品は、「SUKI」の次なる独自商品として展開予定であり、文化の融合によって新たなものづくりが期待されています。
波佐見町について
波佐見町は、長崎県の中央部に位置し、約400年の歴史を有する波佐見焼の産地として知られています。この町の特徴は、分業制による高い生産力です。職人たちは手頃で機能美あふれる日用の器を生み出し、全国の人々に愛されています。波佐見焼は、ただの器ではなく、心を豊かにする生活の一部としての美しさを持っています。
デザイナー紹介
今回のプログラムに参加するデザイナーは、バルセロナを拠点とするルイス・デルガド・アロヨとヌリア・カラスカル・コルベラのお二人です。ルイスはプロダクトデザイナーとして、廃材の不完全さを活かした作品を手がけ、光の表情に敏感な作品づくりを行っています。ヌリアは陶芸家として、日常生活の中に潜む美しさや素材への探求心を持ち、粘土を使った実験的なアプローチを行っています。
「SUKI」が目指す未来
「SUKI」のビジョンは、アイコニックな職人ブランドを創出することにあります。日本各地に根付く伝統工芸や地域文化には、未だ知られていない魅力や技術がたくさんあります。それを海外へと広め、現代のライフスタイルに寄り添う形で発展させるため、地域の職人とクリエイターのコラボレーションが重要です。今回のプログラムはこの挑戦の一部であり、波佐見町の地域文化の魅力を擦り合せながら発展させることを目指します。
「SUKI」プロジェクトは単に商品を作るだけではなく、波佐見町の物語を世界中に届ける試みです。具体的な商品やサービスはもちろんですが、その背景にある日本文化や価値観を理解することが、国際的な感性を持つ人々に響くこととなるでしょう。
公式サイトとSNS
「SUKI」の詳細については、公式サイトやSNSで随時情報が発信されています。波佐見町の魅力を感じてみたい方や、デザインに興味のある方はぜひチェックしてみてください。公式サイトはこちら:
SUKIプロジェクト公式サイト
この新たな取り組みを通じて、波佐見町の魅力と可能性が広がり、国際的なデザインの舞台において新しい風を吹き込むことを期待しています。