河鍋暁斎展
2026-05-14 16:58:15

東京で河鍋暁斎の初公開作品65点を楽しめる特別展

河鍋暁斎の特別展が加島美術で開催



2026年の6月、東京・京橋にある加島美術にて、幕末から明治時代にかけて活躍した画家・河鍋暁斎の特別展が開催されます。この展覧会は「櫂 舟三郎コレクション 暁斎が描いた浮世のことども ―肉筆画と版画でたどるその画業―」というテーマで、観覧は無料。展示される作品の中には、65点もの東京初公開作品が含まれています。

河鍋暁斎と櫂 舟三郎コレクション



本展の目玉は、著名な暁斎コレクターであり研究者でもある藤田昇氏が手がける「櫂 舟三郎コレクション」です。このコレクションは、暁斎の幼名にちなんで名づけられ、非常に貴重な作品が多数含まれています。全167点の作品から、肉筆画および版画がそれぞれ展示され、深い情熱と迫力のある作品を公開します。

河鍋暁斎は、その才覚により狩野派の伝統技法を受け継ぎつつ、庶民に親しまれる浮世絵も数多く制作したことで知られています。今展では、暁斎の多様な芸術表現に焦点を当てており、「美とモード」「花鳥風月」「戯画・狂画・諷刺画」など、14のテーマに基づいて展示されます。これにより、彼のキャリアにおける多様性と新しい解釈を可能にします。

初公開の注目作品



特に注目すべきは、藤田氏が新たに発見した諸作品です。その中には、暁斎の最初期を代表すると思われる肉筆画《鴛鴦図》が含まれています。これは暁斎が20代前半に描いたもので、当時の技法が色濃く反映されています。さらに、初公開となる《大津絵戯画》も注目です。画工が描いたこの作品は、本展が全国初の公開となります。

秘蔵の名品《惺々暁斎団扇絵聚画帖》



さらに、特別展において見ることができる秘蔵の名品《惺々暁斎団扇絵聚画帖》は、極彩色を使って描かれた美しい作品が15枚収められています。この画帖は極めて珍しく、現存する肉筆団扇絵の中でも貴重な存在です。

ユーモアあふれる版画のコレクション



河鍋暁斎が作り出した浮世絵や版画も本展の見どころです。94点からなる版画のコレクションには、ユーモアを感じさせる《新板かげづくし》や《狂斎百圖》などがあり、暁斎独自の視点で表現された作品群が楽しめます。

展覧会の詳細



この展覧会は2026年6月13日から28日まで、加島美術のギャラリーにて行われます。観覧は無料で、特に作品販売は行いません。展示作品に関する図録も販売され、作品の理解を深める手助けになるでしょう。

開期中には、藤田氏によるギャラリーツアーも実施され、参加者は作品の背景や解説を直接聞くことができます。総じて、この特別展は河鍋暁斎の輝かしい絵画の世界を体感できる貴重な機会となるでしょう。美術愛好者や暁斎ファンにとって、見逃せない内容となっています。


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