近づく「子どもの権利」をテーマにしたシンポジウム
2025年11月11日火曜日、東京にて注目すべきシンポジウムが開催されます。このシンポジウムのテーマは「子どもの権利をすべての子どもの当たり前に」です。ニュージーランドの子どもコミッショナーであるクレア・アクマド氏をゲストに迎え、子どもの権利保障の実情や展望について探ります。
シンポジウムの背景
近年、日本においても「こども基本法」が制定され、2023年から施行されています。これは子どもの権利保障の新たな枠組みを築くための重要な一歩です。子どもコミッショナー制度もその一環として、日本で設立が期待されています。世界では、約84か国にこの制度が設置されており、子どもたちの権利を守るための重要な機関として機能しています。
日本でも、この流れに乗り遅れないよう、シンポジウムを通じて、子どもコミッショナー制度の必要性やその役割についての理解を深めることが目指されています。
アクマド博士の紹介
ニュージーランドにおけるクレア・アクマド氏は、子どもコミッショナーとして、すべての子どもに公正な意見表明の機会を提供するために尽力している人物です。彼女の活動は、子どもたちが自分の意見を表現することの大切さを広める一方、国際的な基準を追求するためのリーダーシップを示しています。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは、以下のプログラムで進行される予定です。
1.
開会挨拶・趣旨説明(5分)
共同代表である甲斐田万智子氏が、シンポジウムの意義を述べます。
2.
指定発言(20分)
東京経済大学の野村武司教授が「世界の潮流と日本の取り組み」について解説します。
3.
基調講演(45分)
クレア・アクマド氏がニュージーランドの子どもコミッショナー制度について講演します。
4.
参加者との意見交換(10分)
参加者からの質問や意見を受け付けます。
5.
対談セッション(30分)
日本でのコミッショナー制度設立に向けた課題や展望に関して、アクマド氏と国内の専門家による対談が行われます。
6.
閉会・お知らせ(5分)
イベントのまとめと今後の取り組みに関する案内です。
参加方法と詳細
このシンポジウムは参加無料で、定員は120名となっています。このイベントを通じて、子ども権利の保障について共に考え、未来への道筋を見出す機会が提供されるでしょう。参加を希望される方は、事前に指定のリンクからお申し込みください。
イベント概要
- - 日程: 2025年11月11日(火)16:00~18:00(受付15:30~)
- - 場所: 日本財団ビル2F 大会議室(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
- - 主催: 広げよう!子どもの権利条約キャンペーン実行委員会
このイベントは、子どもの権利についての理解を深める絶好の機会です。報道関係者や関心のある皆様の参加を心よりお待ちしております。詳しい情報は、イベントの公式ウェブサイトをチェックしてください。