ミガロホールディングスがテラ・ウェブクリエイトを子会社化
2025年4月4日にミガロホールディングス株式会社が、株式会社テラ・ウェブクリエイトの株式を取得し、子会社化することを決議した。これにより、同社はデジタルとリアルの融合を通じた新たな価値創造を目指す。
株式取得の背景
ミガロホールディングスは「デジタルとリアルの融合で新たな価値を創造し、社会の課題解決に貢献する」という経営理念のもと、DX推進事業とDX不動産事業を展開している。特に、クラウドインテグレーションやシステム開発、スマートシティ顔認証事業に注力しており、最近の4年間で売上高は35億円に達した。これは同社の成長の重要な柱となっている。
DX推進の取り組み
ミガロホールディングスはDX推進を通じて、「事業の成長戦略」と「社内の構造改革」を進行中だ。SFAツールのリプレイスを行い、情報の一元管理とKPIの可視化を通じて、社員一人ひとりの生産性向上を図っている。これによりバックオフィスでの工数削減も実現。
テラ・ウェブクリエイトの子会社化は、同社のDX関連の知見やノウハウを活用する大きな機会とみており、これによりさらなる顧客価値の創出に結びつくと期待されている。
テラ・ウェブクリエイトの概要
テラ・ウェブクリエイトは2008年に設立された沖縄県浦添市に本社を置く企業で、クラウドインテグレーション事業を中心に、Salesforceの導入やクラウド連携サービスを展開している。さらに東京と大阪にもオフィスを構えており、優れたエンジニアが多数在籍する。これにより、ミガロホールディングスはテラ・ウェブクリエイトのクラウドインテグレーション技術を活用可能になる。
今後の展望
ミガロホールディングスは今後、傘下のバーナーズ株式会社や株式会社CloudTechPlusなどのクラウドインテグレーションサービスと連携し、デジタル関連事業の成長を加速させる計画だ。2026年3月期にはDX推進事業として売上高50億円を目指す意欲を見せており、これにより株主優待制度の導入も視野に入れている。これは企業のさらなる成長を促すための前向きな施策となるだろう。
今後のミガロホールディングスの取り組みと、テラ・ウェブクリエイトがもたらす変化に注目が集まる。