INPEXのCO2メタネーション事業に迫る
2025年3月11日(火)、日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが行われ、株式会社INPEXの若山樹氏が「CO2メタネーション事業」の取り組みやその課題、今後の展開について詳しい解説を行います。
セミナーの概要
本セミナーでは、カーボンリサイクルの現状とその必要性に加えて、CO2メタネーション技術の具体的な実績や今後のポテンシャルについても議論されます。INPEXは、2021年度から世界最大規模となる400 Nm3-CH4/hのNEDO実証事業を展開しており、現在、実証設備の完成が間近に迫っています。特に、2025年度には試運転を経て、実証運転やe-メタンの導管注入が予定されています。
講義内容
本講義で触れられる主な内容は以下の通りです。
1.
INPEXの2050ネットゼロへの取り組み
(1) INPEX Vision@2025について
(2) 2030/2050に向けたビジョン
(3) ネットゼロを目指す5つの分野
(4) CO2-メタネーションの重要性
2.
政策の動向
(1) METIメタネーション推進官民協議会
(2) METIガス事業制度検討WG
(3) 環境省SHK制度検討会
3.
CO2-メタネーションの課題
(1) 平衡反応に関する課題
(2) 最適プロセスの模索
(3) コストの問題
(4) 炭素集約度の課題
4.
NEDO-400 Nm3-CH4/h実証事業の最新情報
(1) 事業の概要
(2) 反応シミュレーション技術の進展
(3) プロセス技術の開発状況
(4) スケールアップの検討
5.
未来への展望
セミナーは、会場での参加のみならず、オンラインによるライブ配信や、後日アーカイブでの視聴も可能です。参加者は、講義後の質疑応答の時間や名刺交換を通じて、人的ネットワークを広げ、新たなビジネス機会を創出することができます。
受講方法と料金
受講方法は、リアル会場、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選べ、受講料は個人の場合35,490円(税込)となっています。2名以上での申し込みの場合、よりお得な料金設定も用意されています。
お問い合わせ先
このセミナーに興味のある方は、下記のリンクより詳細や申し込み方法を確認することができます。
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INPEXが進めるCO2メタネーション事業は、持続可能な社会に向けた重要なステップであり、このセミナーを通じて最新の情報を得るまたとない機会です。ぜひご参加ください。