フリーBGM協会の年次報告
2026-04-01 13:24:25

フリーBGM協会が発表した2025年度年次レポートの全貌と今後の展望

フリーBGM協会 2025年度年次レポートの発表



一般社団法人フリーBGM協会は、2025年度の主要な活動成果と、賛同作家を対象に行った「フリーBGMの利用実態とAIに関する調査」の結果をまとめた年次レポートを2024年4月1日に公開しました。このレポートは協会の公式noteで閲覧可能です。

フリーBGMの拡大する利用範囲


フリーBGMの利用状況を調査した結果、著名な企業400社を対象とした就職ランキング上位50大学のうち、98%の大学でフリーBGMを広報コンテンツの制作に利用しており、これは前年より4ポイントの増加を示しています。また、中央12省庁においても91.7%が利用しており、大学や官公庁でのフリーBGMの活用が進んでいます。その上、今年からテレビ・ラジオ局などを対象とした利用実態調査も開始されました。2025年12月の時点で、フリーBGMは124のテレビ局や81のラジオ局で使用されており、その利用楽曲は14,000曲を超え、番組数も900に達しています。

動画とゲームでの利用が中心


当協会の賛同作家への調査では、フリーBGMの主な利用場面として動画プラットフォーム(YouTubeやTikTok)やゲームが挙げられました。とはいえ、教育機関、テレビ、ラジオでの利用が以前より活発でないと感じている作家も一定数います。ただし、教育機関での卒業制作やテレビ番組での作品発表においてもフリーBGMが利用されている事例は増えています。

AI音楽への慎重な姿勢


さらに、AI音楽に対する作曲家の意識調査も行われました。その結果、約21%の作曲家がAI音楽に脅威を感じている一方で、約60%は「共存できる」と回答しており、作曲家の個性や独自性の重要性が強調されています。しかし実際の制作現場では、約32%がAIを一部活用しているものの、約70%は「利用していない」または「利用したくない」と回答し、慎重姿勢がうかがえます。この背景には、創作の楽しさや著作権への懸念が影響しているようです。

安心して利用できる環境づくり


2025年度、フリーBGM協会は「利用者と作曲家が安心して利用・制作できる環境整備」という設立目的に基づいて、多方面にわたり取り組みを行っています。業務利用者向けには、動画やゲーム、CM、放送などにおける楽曲利用許諾申請窓口を公式サイト内に設け、利用をスムーズにする工夫をしています。

次世代のクリエイターに向けては、「全国動画クリエイト甲子園」への協力を通じてフリーBGMや著作権に関する教育の整備を行い、適切な活用機会を提供しています。2026年度に向けては、さらなる業務利用促進施策や作家と利用者の交流機会を設け、最新のニーズに応えるべく、フリーBGMのデータベースのアップデートも進めていく方針です。

フリーBGM協会の公式note


この詳細な6月の2025年度年次レポートについては、フリーBGM協会の公式noteで公開中です

フリーBGM協会について


一般社団法人フリーBGM協会は、音楽を安心して制作・利用できる環境を提供することを目指して活動しています。設立は2024年1月で、主な事業にはフリーBGMや作曲家に関する情報の収集・発信が含まれています。公式サイトはこちらをご覧ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: フリーBGM AI音楽 年次レポート

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。