舞台『The Life of HOKUSAI -日本凱旋公演-』の概要
2026年4月18日(土)、東京都台東区の浅草公会堂にて、舞台作品『The Life of HOKUSAI -日本凱旋公演-』が上演されます。この公演は、著名な絵師・葛飾北斎の波乱に満ちた半生を、舞台芸術と最新技術を駆使して描いたものです。
舞台の魅力
本作品は、北斎の名作浮世絵をデジタルプロジェクションを用いて、視覚的にも楽しませるだけでなく、ノンバーバルでの身体表現と和楽器による音楽とのハーモニーを楽しむことができる斬新な舞台です。北斎自身の情熱と狂気を再現し、観客を一気に日本の伝統文化へと引き込む力を秘めています。
先行した海外公演の成功
『The Life of HOKUSAI』は、これまでにヨーロッパ各国で評価されてきました。その評判は高く、2023年にはイタリア・ボローニャでの初の海外トライアル公演も成功裏に終え、多くのメディアから注目を集めました。最近では、エジンバラ芸術祭を含む国際舞台芸術祭にもノミネートされています。
主要キャスト
北斎を演じるのは、革新的なパフォーマンスで世界的に注目を集めているサカクラカツミ。そして、日本の音楽を代表する和楽器の奏者も参加しています。和太鼓奏者の小林太郎、薩摩琵琶の鎌田薫水が、その音楽で舞台を彩ります。
さらに、北斎の娘・お栄役を務める加藤花鈴は、海外公演での経験を生かし、北斎の娘としての葛藤や感情を全身全霊で表現します。新たに北斎の妻・小兎役に挑戦するのは、元宝塚歌劇団の沙央くらまです。彼女は、北斎の人生を舞台を通じて伝えたいという強い思いを抱きながら演じます。
ドキュメンタリー公開
公演の開催に向けて、舞台制作の過程を描いたドキュメンタリー作品『SOKUIN』もYouTubeで公開されており、観客はその映像を通じて、この舞台が生まれる背景や製作の舞台裏を知ることができます。
チケット情報
本公演の先行予約は、2025年10月31日正午から開始となります。チケットは、S席、A席、U23など、様々な価格で提供されています。また、先行予約特典として、オリジナルの和手ぬぐいも用意されています。ぜひ早めの購入をおすすめします。
まとめ
『The Life of HOKUSAI -日本凱旋公演-』は、日本文化の誇り、葛飾北斎の魅力を余すところなく届ける革新的な舞台です。この機会に、是非皆様も北斎の芸術に触れてみてはいかがでしょうか。観客の皆さんと共にこの特別な時間を共有できることを、出演者一同心より楽しみにしています。