クラウドファンディングで誕生した革新的SAKE『800（ヤオ）』が一般販売開始

革新的SAKE『800（ヤオ）』が一般販売を開始

京都市に本社を置く株式会社Linné（リンネ）は、2024年4月10日、創業1周年を記念し、その初ブランドである新しいSAKE『800（ヤオ）』の一般販売を始めました。このSAKEは、米の代わりに蕎麦や大麦、薩摩芋を原料として使用した革新的な製品です。

クラウドファンディングでの成功

昨年末に行われたクラウドファンディングでは、目標額100万円を大きく超える1123万円を集め、注目を浴びました。この資金を通じて、LINNÉは「異を醸す酒」をテーマに掲げ、独自の醸造技術で新たなSAKEを生み出しました。

新しい味わいの提案

一般販売が開始された『800（ヤオ）』は、米麹を使用した以外に、蕎麦や大麦、さらには薩摩芋を麹としてブレンドした4種類の製品が揃います。今回発売されるのは、蕎麦と米を基にした2種類のSAKEです。

800 蕎麦（ヤオソバ）

- 品目：雑酒
- 内容量：500ml
- アルコール度数：15%
- 価格：4,500円（税別）～

原材料として、新潟県産の米と蕎麦麹を使用し、粕取焼酎も加えています。今井代表によると、「蕎麦を使ったこのSAKEは、特に稲作が難しい地域でも酒造りが可能であることを示すものです。常温での品格ある味わいから、燗にすることでよりコクと滑らかさが引き立ちます。」

800 米（ヤオコメ）

- 品目：清酒
- 内容量：500ml
- アルコール度数：16%
- 価格：3,900円（税別）～

こちらは、米にしっかり向き合った、米麹を使用したSAKEで、すっきりした酸味が特徴です。焼酎の製法からインスピレーションを得て、全量白麹を採用したことで、洗練された味わいに仕上がっています。

販売店舗とアクセス

発売日現在、蕎麦と米のSAKEは全国の飲食店および酒販店にて取り扱われます。特に東京では「発酵デパートメント」での取り扱いが決定しており、蕎麦麹を使った新しいSAKEをいち早く楽しむことができます。

- 発酵デパートメント

住所：東京都世田谷区代田2丁目36-15 BONUS TRACK内
マップ
HP

また、今後も新商品やイベント情報が公式ニュースレターを通じてお知らせされますので、LINNÉの最新情報を見逃さないよう登録してみてはいかがでしょうか。

LINNÉが目指すもの

LINNÉは、国内外の食のプロフェッショナルと協力し、SAKEの可能性を広げていくことを目指しています。これは、日本の酒造りが持つ伝統を新たな視点で再解釈し、グローバルに展開するための一歩です。今井代表が言うように、「SAKEはただの飲み物ではなく、文化そのもの」として、これからもその魅力を探求していくでしょう。

この機会にぜひ、新感覚のSAKE『800（ヤオ）』をお試しください。