JAYの涙と熱狂に包まれた「JAY 207 2025 JAPAN TOUR」
2025年8月29日、KT Zepp Yokohamaで行われた「JAY 207 2025 JAPAN TOUR」は、iKONのメンバー、JAY(キム・ジナン)にとって記念すべきソロツアーの幕開けとなりました。この公演は、除隊後初のツアーであり、ファンにとっても彼の姿を目にする大変待ち望まれた瞬間であったに違いありません。JAYは観客の熱い想いを受け、感極まって涙を流しながらも素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
■ 開幕の瞬間
ステージが暗転する中、赤い照明が会場を打ち、JAYが登場するや否や、重厚な音楽と共に最新アルバムのタイトル曲「OBEY」が流れ始めました。シースルーのインナーにエレガントなスーツを着た彼は、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了します。続いて、落ち着いたメロディの「Friend Zone」を歌い上げ、JAYは「日本は暑いのか、ここが暑いのか、いや、みんなの情熱が暑いのかな?」と観客を笑わせつつ、温かい空気を作り出しました。
■ コミカルな映像
ステージの途中では、JAYの多面性を表現したコミカルなVCRが流れ、天使と悪魔の二面性を持つ自分自身について質問に答えるシーンが展開されました。会場は笑いの渦に包まれ、観客は大いに盛り上がりました。このようにJAYのユーモアセンスが垣間見える場面が、多くのファンの心を掴みました。
■ 感情の連鎖
無事にVCRが終わり、JAYが再度ステージに戻ると、透き通った美声で「Angel」と「When It’s Raining」を歌い上げました。観客との交流を楽しむ瞬間もあり、手でハートを作ったり握手をしたりと、iKONICとの距離を縮めていきます。しかし、「WAIT FOR YOU」を歌っている中で、JAYは感情がこみ上げ、途中で歌えないほど涙が溢れてしまいました。この曲は入隊直前に製作されたもので、長い間待っていてくれたファンを想う気持ちが強く表れた瞬間でした。これは、観客も思わず涙を誘う忘れられない場面になりました。
■ JU-NEとのコラボレーション
公演の中盤では、スペシャルゲストのJU-NEが登場し、共演が始まると会場は一段と盛り上がりました。JU-NEがギターを奏でる姿に、JAYは「え、皆もう知ってるの?」と冗談を交えつつ観客を楽しませます。その後、JU-NEとの息の合ったパフォーマンスが披露され、二人の掛け合いは笑いを誘い、終始和やかな雰囲気で進行しました。「AIRPLANE」と「MY TYPE」という名曲が歌われ、彼らの絆はファンにとっても胸が熱くなる瞬間になりました。
■ キラーチューンでの盛り上がり
公演の終盤、JAYは「iKONの曲を聞きたい人もいると思うので、準備しました!」と宣言し、盛り上がる空気が再び高まりました。「RHYTHM TA」や「B-DAY」などのダンスナンバーが続き、JAYは観客との一体感を楽しむように観客の反応をしっかりと受け止めていました。最後には「DUMB AND DUMBER」で会場が一体となり、盛大なアンコールに突入しました。
JAYは、感謝の思いを込めてステージを去る際にも、観客との絆を確認するような仕草を見せ、ファンの心に深い感動を残しました。
この日、iKONICの想いとJAYの情熱が交錯し、特別な夜が創り出されたことは、彼にとってもファンにとっても忘れられない思い出になったことでしょう。 JAYのソロ活動がこれからどのように展開されるか、引き続き目が離せません。