命を守るために知っておきたい傷ややけどの応急処置法
健康に関する知識は日常生活において非常に重要です。その中でも、傷ややけどの応急処置は、特に役立つ知識と言えるでしょう。2025年8月31日(日)のあさ7:00から放送される「健康カプセル!ゲンキの時間」では、最新の傷・やけどに関する応急処置について、石丸幹二さんと坂下千里子さんが専門医の指導のもと紹介します。
傷ややけどに関する新常識
番組では、「〜あなたの常識は本当に正しい?〜最新!傷・やけどの応急処置」がテーマです。皆さんが普段何気なく行っている応急処置の方法が、実は誤っていることもあります。例えば、昔は傷口を水で洗い流すことは常識とされていましたが、最近ではそれが細菌感染を引き起こす原因になることがわかっています。このように、常識が変わることもあるため、正しい知識を学ぶことが重要です。
傷やけどの基本的な応急処置
まず、今回は特に知っておくべき「切り傷」「すり傷」「やけど」の応急処置について解説します。
切り傷の応急処置
切り傷の場合、まずは傷口を清潔に保つことが基本です。流水で優しく洗い流し、消毒液を使って感染を防ぎましょう。大きな傷の場合は、必ず医療機関での診察が必要です。
すり傷の応急処置
すり傷は汚れが傷に入り込みやすいので、こちらも流水でしっかりと洗い流し、消毒液を使います。その後、清潔なガーゼを当てておくと良いでしょう。
やけどの応急処置
やけどは火傷の程度に応じた対処が求められます。軽度の場合、まず冷やすことが肝心です。流水で冷やし、その後は専用のやけどクリームを塗ると良いでしょう。ただ、冷やし方には注意が必要で、氷を直接当てるのは避けるべきです。また、深いやけどや広範囲のやけどを負った場合は、早急に病院へ行くことが必須です。
注意すべき低温やけど
特に注意が必要なのが「低温やけど」です。これを見落とす人が多いのですが、長時間同じ場所に熱い物を当ててしまうと、知らずにやけどを負ってしまいます。気づいた時にはかなりのダメージが残っていることもあるため、日常生活の中でも注意が必要です。
豆知識:トゲを抜く方法
また、番組ではトゲが刺さった場合の簡単な対処法も紹介されます。清潔なピンセットを使い、トゲをゆっくり引き抜く方法が基本ですが、無理をせず周囲の皮膚を傷つけないようにしましょう。
季節に注意したい虫刺され
さらに、秋に増える危険な虫刺されについても取り上げられます。特に注意が必要なのが「ハチ」と「マダニ」です。この二つの虫に刺された場合の対処法や、アナフィラキシーショックの見分け方も重要なポイントです。適切な服装や対策を知ることで、未然に防ぐことが出来ます。
まとめ
このように、傷ややけどの応急処置について正しい理解を持つことは、時には命を守ることにつながります。「健康カプセル!ゲンキの時間」を通じて、正しい知識を得て、安心した生活を送りましょう。放送後は、番組のホームページにてアーカイブ情報が更新されるので、ぜひチェックしてみてください。