エイシルとボイドルーターシステムズが資本業務提携を発表！新たなITサービスの構築へ

エイシルとボイドルーターシステムズが資本業務提携を締結

株式会社エイシルと株式会社ボイドルーターシステムズが、2025年5月16日付で資本業務提携を行うことを発表しました。この提携は、両社の事業戦略において重要な一歩となり、顧客に対するITサービスの質を高めることを目的としています。

提携の背景と目的

エイシルは、主に業務用アプリケーションの開発を通じて、様々な顧客企業に価値あるサービスを提供してきました。しかし、ICTの進化に伴い、IT企業に求められる役割は日々変わり続けています。そこで成長が期待されるボイドルーターシステムズとの提携を決定しました。

ボイドルーターは、ラトビアのMikrotik社製品「RouterBOARD」を日本国内で独占的に取り扱う企業であり、ネットワーク分野において豊富な実績を持っています。両社の力を結集することで、技術の拡充と強化が期待されています。

業務内容について

提携において、両社は業務アプリケーションとITインフラを統合したトータルITサービスを顧客に提供することを目指します。これにより、顧客のニーズに応じたより総合的なソリューションを提供できる体制が整います。

特に、エイシルがボイドルーター社の発行済株式の50.4％を取得することで、経営面でのシナジーを強め、直接的な経営参加を実現します。これにより、両社の取締役が互いに役員を兼任し、より緊密な連携を図ります。

エイシルとボイドルーターの企業概要

株式会社エイシルは、2003年に設立され、千葉県千葉市を本社とするITサービス企業です。東京や名古屋にも拠点を持ち、官公庁や自治体、大手SIerなど、広範な業界にITサービスを提供しています。主力事業にはシステムエンジニアリングサービス（SES）や請負開発事業があり、ソフトウェア開発及びインフラ構築を中心に高い専門性を誇ります。

一方の株式会社ボイドルーターシステムズは、2015年に設立され、RouterBoardを中心としたネットワーク機器の販売を行っています。また、ソフトウェアのソリューション開発やWi-Fi環境の提供など、多岐にわたるサービスを展開している点も特徴です。MikroTik社の正規代理店として、適切な商材を提供するだけでなく、工事設計取得に対する技術的な支援も行っています。