若者たちの声を届ける！『バキ堂例えツッコミ辞典【令和版】』の魅力とは

春とヒコーキが初MC！例えツッコミの新境地を開拓する『バキ堂例えツッコミ辞典【令和版】』

2023年9月7日、東海テレビで放送された『The15minバキ堂例えツッコミ辞典【令和版】』は、若者たちの街頭インタビューを基に新たな例えツッコミを探求する新鋭バラエティ番組です。この番組では、昔ながらのツッコミ芸を現代風にアレンジし、10代から20代の若者たちの視点を取り入れたユニークな内容が展開されます。MCを務めるのは、人気若手コンビ「春とヒコーキ」の土岡哲朗さんとぐんぴぃさんという、地上波初の息の合った掛け合いで注目を集めています。

番組の仕掛け

番組『The15minバキ堂例えツッコミ辞典【令和版】』は、若者が抱える価値観や日常の面白さを新たな視点で切り取ることを目的としています。特に注目すべきは、昭和や平成の有名なツッコミを基に、「狭い」や「難しい」といったテーマを掲げ、令和の若者が考える新たな例えツッコミを紹介するところです。

例えば、

- 「インリンの水着の面積くらい狭いよ！」（くりぃむしちゅー・上田晋也さん）
- 「魔界村やん！」（千鳥・ノブさん）

といった従来のツッコミを始まりの例として、若者たちに自分の「狭い」や「難しい」の解釈を聞き取り、それをもとに新たな言葉を見出すというもの。この実験的内容は、ただのバラエティ番組にとどまらず、アカデミックな要素も取り入れた新しいスタイルを確立しています。

MCの魅力

MCの春とヒコーキは、青山学院大学出身であり、さまざまなコンテストでの受賞歴を持つ強者コンビ。その独特のワードセンスとトークで、若者たちとのキャッチボールを救う彼らの姿勢は見ていて心地よく、視聴者の共感を得るポイントです。番組内でのコメントでも、ぐんぴぃが「Z世代が考える例えツッコミって面白かった」と発言するなど、彼ら自身もその反応に刺激を受けている様子が伝わってきます。

若者との対話

番組の肝は、実際の街頭インタビューです。名古屋の若者たちが自分にとっての「難しいもの」や「狭いもの」について自由に発言する様子は、リアルで新鮮な驚きに満ちています。視聴者は、彼らの純粋な反応を通じて、共感を覚えた会話や、思わず笑ってしまうようなひとコマを楽しむことができます。どのように若者たちがツッコミを解釈し、発展させるのか、見る者をワクワクさせます。

まとめ

『バキ堂例えツッコミ辞典【令和版】』は、旧来のツッコミの楽しさを新たな視野から切り取ることで、世代を超えて新しいコミュニケーションの形を模索する番組です。春とヒコーキによる絶妙なトークと、若者たちの生き生きとした声が響くこの番組に目が離せません。視聴方法は、TVerやLocipoによる配信もあるため、見逃しも安心です。今後の展開が非常に楽しみな一作です。