ダート競走の頂点を目指す熱戦「ジャパンダートクラシック」
2024年10月8日(水)、東京シティ競馬(TCK)で開催される「ジャパンダートクラシック(JpnⅠ)」。これは、3歳ダート三冠競走の最終戦であり、多くの競馬ファンが注目する一戦です。出走馬とその枠順がついに決定し、熱い戦いの幕が開けます。
新たな歴史を刻む
「ジャパンダートクラシック」は、従来の「ジャパンダートダービー」が名称変更されたもので、ダート競走の体系整備の一環として2024年から新設されました。施行時期も7月から10月に変更され、羽田盃と東京ダービーに続く新たなダートグレード競走のJpnⅠとなりました。この変更により、「ジャパンダートクラシック」は3歳ダート三冠の最終関門として位置付けられています。
今年のJDCには、JRAから7頭、地方競馬から9頭の合計16頭が出走予定。この中で特に注目を集めているのが、JRAの「ナチュラルライズ」です。彼は羽田盃と東京ダービーの両方を制した実績を持ち、新設2年目にして三冠獲得の期待がかかっています。
歴史的な三冠の重み
実は、この3歳ダート三冠の前身である南関東3歳三冠では、1964年から2023年までの間に計8頭の三冠馬が誕生しました。その中でも、羽田盃、東京ダービー、そして旧ジャパンダートダービーを制した「トーシンブリザード」と「ミックファイア」の2頭が特に知られています。
競走の顔ぶれ
また、今年の「ジャパンダートクラシック」には、米国のケンタッキーダービー(G1)出走馬も名を連ねています。具体的には、アドマイヤデイトナ(加藤征弘きゅう舎)とルクソールカフェ(堀宣行きゅう舎)が参戦します。昨年のケンタッキーダービーで3着に入ったフォーエバーヤングは、再び栄光を目指し出走します。
地元TCKからは、東京ダービーで3着を記録したシーソーゲーム(藤田輝信きゅう舎)や、同4着に入ったナイトオブファイア(渡邉和雄きゅう舎)も参加する予定です。
予測不能な熱戦に期待
競争馬たちの実力がそろい、非常に魅力的なレースが期待される中、ナチュラルライズが三冠の栄光を手にするのか、新たな最強馬が誕生するのか、結果に注目です!
公式レース情報や出走馬の詳細については、こちらのリンクをご覧ください:
ジャパンダートクラシック出走馬情報
ダート競走の未来を担う馬たちの戦いが、いよいよ始まります。競馬ファンの皆さんは、ぜひ今から注目しておきましょう!