JadedとBennuが提携、グローバル戦略を推進
アメリカのエンターテインメント企業Jadedと、日本のマーケティングエージェンシーBennuが正式に提携し、日本企業の海外マーケティングの強化を目指して新たな戦略を展開することが発表されました。この提携により、アジアのインディペンデントアーティストを支援するJadedの米国マーケティング部門「Jaded:Link」の豊富な経験と、Bennuが培った日本市場での専門知識が融合します。
提携の背景と狙い
これまで両社は2022年から協力関係を築いており、エンターテインメントやライフスタイル関連の共同プロジェクトを数多く展開してきました。新たなパートナーシップは、日米両国におけるマーケティングサービスの拡充をもたらし、それぞれの文化やニーズに即した効果的なマーケティング戦略を可能にします。
JadedのCEO、ジン・ワン氏は「一貫した創造性、誠実さ、実行力が共通するパートナーを求めてきたが、Bennuとの協業を通じて日本市場で成功を支援できたことを誇らしく思っている」とコメント。その結果、米国市場において日本クライアント向けの包括的なマーケティングサービスが提供できるとしています。
BennuのCEO、髙木啓太氏も「国際マーケティングの需要が高まる中で、日本企業の競争力向上を支援できることを嬉しく思っている。Jadedの専門知識を生かし、国境を超えたプロジェクトに取り組むことが楽しみ」と語っています。
提携の具体的な施策
今後、JadedとBennuは共同でキャンペーン開発、インフルエンサーマーケティング、イベント制作などの広範なグローバル戦略を実施する予定です。両社は文化的な影響力を最大限に活用し、日本のクライアントがアメリカ市場にスムーズに参入できるための道を整えます。この取り組みにより、特にエンターテインメントや消費者向けブランドのアピール力を高め、さらなる成功を目指します。
Jadedとは?
Jadedはアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く企業で、アジア系アーティストやブランドを支援することに特化しています。マーケティングサービスや音楽フェスの開催、ライフスタイルブランドとのコラボレーションを行っています。代表的なクライアントには、Live NationやA24などがあります。
Bennuとは?
Bennuは日本を拠点とする多角的なマーケティングエージェンシーで、消費者の多様な価値観や行動に対応するために高精度なマーケティングサービスを提供しています。グローバルネットワークを生かし、先鋭的な日本発コンテンツを世界に広げることで、クライアントに価値を提供していくことを目指しています。
まとめ
JadedとBennuの強力なタッグは、日本企業にとって海外展開の新たな可能性を開くものです。両社が連携することで、依然として求められる国際マーケティングの需要に応え、競争力のあるマーケティング戦略の提供が期待されます。今後の動向にも注目です。