DELTA、生成AIを活用した転職支援プラットフォーム「ハックツAI」を発表

新たな転職支援ツール「ハックツAI」が登場

日本の人材市場において、特にエンジニアの採用には多くの課題が残ります。その中でも、優秀な人材が転職市場に現れない現実があることをご存知でしょうか。株式会社DELTAは、この問題に立ち向かうべく、「ハックツAI」と呼ばれる新しい転職支援プラットフォームのクローズドβ版をリリースしました。

ハックツAIとは？

「ハックツAI」は、企業が掲載する募集要項を詳細に解析し、潜在的なエンジニアの情報を一元的に収集する新しい手法をもっています。これまでの属人的な方法から脱却し、自動的に候補者リストを作成することで、採用の効率を飛躍的に向上させることが目的です。このシステムは、特に人事担当者や採用担当者に利便性を提供します。

サービスの主な機能

1. 募集要項の解析
アップロードした求人票から、必須要件や歓迎要件、必要な技術要素を自動的に抽出します。これにより、必要な情報を適切に整理できます。

2. 潜在層の発見
公開情報を利用して、表に出ない優秀なエンジニアの職務経歴やプロフィールを集め、詳細なデータベースを構築します。

3. 人材のマッチング
求人要項と公開された情報を元に、最適な候補者のリストを自動生成します。これにより、非顕在層のエンジニアに対するアプローチが効率化されます。

ユーザーへの利点

人事担当者は、時間をかけずに具体的な候補者リストを得られるため、リーチする対象を迅速に決定できます。この自動化された手法により、転職潜在層のエンジニアにダイレクトにアプローチする時間を削減し、プライオリティを高めることが可能です。

直面する日本のエンジニア採用の課題

国内では、エンジニアの約67％が転職潜在層とされ、顕在層のみに依存する従来のアプローチでは採用成果が上がらない状況があります。実際、多くの企業では非顕在層に対するアプローチに多大な工数が必要で、エンジニアの興味とも合致しない情報が多く出回っているのも問題です。

自動化の重要性

「ハックツAI」は、こうした採用の課題を解消するため、生成AIを用いて人事業務をサポートします。公募データが自動的に解析され、必要とされるエンジニアを高精度で抽出することで、採用のスピードと精度を向上させます。これにより、企業はより良い人材に迅速にアクセスできることになり、実際のマッチングの精度も向上するでしょう。

DELTAの企業ビジョン

株式会社DELTAは、「成長企業のエンジニアを支え続けるエコシステムを形成する」というビジョンのもと、エンジニア組織向けにさまざまな技術支援や採用支援を展開しています。これまでに150社を超えるプロジェクトをサポートし、多くの企業が求める生産性向上とコスト削減に寄与してきました。

ハックツAIの導入に興味がある方や、詳細を知りたい方は、DELTAの公式ウェブサイトを訪問し、お問い合わせフォームを利用してください。特に、クローズドβ版の参加者を募集中ですので、ウェイティングリストに登録して、先行体験をお楽しみください。