ヘル・オブ・マリアナ2024
2024-12-25 11:41:04

過酷なロードレース「ヘル・オブ・マリアナ2024」が初の日本人1・2フィニッシュを達成!

ヘル・オブ・マリアナ2024、過酷さと魅力



2024年12月7日、北マリアナ諸島に位置するサイパン島で、毎年恒例のロードレース「ヘル・オブ・マリアナ2024」が盛大に開催されました。この大会は“地獄のように過酷”なレースとして知られ、多くのサイクリストが挑戦の場としています。昨年に引き続き、日本人選手がトップの座を独占し、特に注目を集めました。

日本人選手、1・2フィニッシュの快挙



大会の最高カテゴリーである100kmプロ/エリート部門には、日本から4名の選手が出場し、井上亮選手(Magellan Systems Japan)が大会史上最速のタイムで優勝しました。また、鈴木道也選手(さいたま佐渡サンブレイブ)が2位に入るという結果を残し、再び日本人選手が1・2フィニッシュを達成しました。

この“ヘル・オブ・マリアナ”は、実際のレースの特徴を含め、例年海外から多くの参加者が集まる人気イベントです。特にプロ/エリートの部は優勝賞金が1,000ドル(約15万円)用意されているため、勝利を目指す選手同士の競争がさらに白熱しています。昨年の開催からコロナの影響もあり、今年は特に盛況でした。

独走でのフィニッシュと記録更新



井上選手はスタート時に2位につけていましたが、中盤からの登りや下りで徐々にリードを得ていきました。スタートから60km地点で首位に立ち、そのままペースを落とすことなくゴールへと向かいました。最終的に彼は2位との距離を6分もつけ、驚異的なタイムでレースを終えました。タイムはなんと2時間58分12秒。大会関係者もその速さに驚愕し、井上選手自身もSNSでこの成果を報告しました。

大自然の中で楽しむスポーツ



今回の大会には、日本から12名の選手が参加しており、初開催から見ると年々人気が高まっています。常夏の気候の下、アップダウンの多いコースが続きますが、その中には青空や「マリアナブルー」と称される美しい海、緑に覆われた道を走る楽しさが詰まっています。サイパン島はアメリカンリゾートとしても知られており、直行便でわずか3時間でアクセスできるため、観光地としても人気です。

レースが行われたサイパン島では、ダイビング、マラソン、ゴルフ、トレッキング、オフロードなど、自然を満喫しながら多様なスポーツを楽しむことができます。絶景の中で過酷なレースに挑む選手たちの姿は、観客にも多くの感動を与えました。

ヘル・オブ・マリアナとは



この大会は、サイパン島を舞台に走行距離100km、獲得標高1500メートルという過酷なコース設定が特徴です。しかしその一方で、南国の美しい風景が広がるため、魅力的な大会とも言えます。レース後には表彰式や参加者同士の交流イベントも行われ、参加者の絆を深める場ともなっています。これからの大会にも期待が高まります。

マリアナ政府観光局の日本事務局では、次回のレースの際にも多くの方々にこの魅力を体験してもらえればと願っています。興味がある方はぜひ、レース情報をチェックしてみてください。


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