ワークポートとライジングゼファー福岡が手を組む新たなキャリア教育への挑戦

株式会社ワークポートが福岡のプロバスケットボールチーム「ライジングゼファー福岡」とオフィシャルパートナー契約を結びました。この提携により、福岡地域において新たなキャリア教育の取り組みがスタートします。

二本社体制に向けての背景

ワークポートは2024年5月に福岡に新たな本社を設立し、東京と福岡の二本社体制へと移行します。この新しい拠点設立は地域の雇用創出とキャリア支援を強化するための重要なステップです。福岡での活動を通じて、地域に根ざしたキャリア教育の機会を提供しています。

地域の学生に向けたキャリア教育

新たな連携の中心には、「社会人講話」があります。この取り組みでは、福岡県内の教育機関において、働くことの意義や仕事のやりがいを伝える授業を展開します。講師には、ライジングゼファーの選手やスタッフ、さらにはワークポートの社員が参加し、実体験に基づいたリアルな話を通じて学生たちに価値あるメッセージを届ける予定です。

学生への影響

プロスポーツクラブの運営の実態を知ることで、中学生たちに「キャリアを考えるきっかけ」を与えることを目指しています。ワークポートのキャリア支援の専門知識を活かし、対話型の授業デザインや教材開発に携わることで、参加者の視野を広げ、未来への第一歩を後押しします。

地域貢献の重要性

ライジングゼファー福岡の社長、古川宏一郎氏は新たな提携について喜びを述べています。彼は、ワークポートの参加によって地域にとって新たな価値が生まれると期待しています。また、地域企業との連携を通じて、より多くの学生にインスピレーションを与えたいと考えています。

対して、ワークポートの社長、林徹郎氏もこの提携に大きな誇りを感じているとコメントしています。この取り組みは、地域と共に成長することを目的にしており、次世代の人材育成に大きな成果が期待されます。

ライジングゼファー福岡の魅力

ライジングゼファー福岡は2007年に設立され、現在はB2リーグで戦うプロバスケットボールチームです。「バスケ王国」と称される福岡で勝利を目指して日々戦っています。地域貢献活動「プロジェクトスパイラル」などを通じて、青少年の育成にも注力しており、今後の展開にも期待が寄せられています。チーム名には「風神」と「雷神」という意味が込められており、勝利を呼び込む象徴でもあるのです。

このように企業とプロスポーツチームが手を組むことで、地域の未来を担う人材育成が進んでいます。具体的な実施時期や内容については、今後改めて発表される予定です。ワークポートとライジングゼファー福岡の協力によって、福岡の子どもたちが自分のキャリアを考える貴重な機会を得ることが大いに期待されます。