大型アップデートで学べる楽しさをアップ!
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が手掛けるWeb媒介型サイバー攻撃対策プロジェクト「WarpDrive」が、待望の大型アップデートを実施しました。新しい機能では、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の世界観を通じて、ユーザーがセキュリティについて楽しく学べる内容を充実させています。
進化したクイズ機能
新たなゲーム機能「訓練プログラム」には、セキュリティやITに関する2,000問以上のクイズが追加されました。このクイズは、参加者が体系的かつ継続的に学べるように設計されています。通常学習モードと試験対策モードの2種類が利用可能で、それぞれのニーズに合わせて学習が進められる仕組みです。
- - 通常学習モード: 自分が興味を持つ分野や苦手な技術を重点的に学ぶことができます。
- - 試験対策モード: 各種国家試験の出題範囲に従って、繰り返し学ぶことが可能です。
このように多様な学習法を取り入れることで、セキュリティの知識をしっかりと身に付けることができます。
タチコマ・セキュリティ・エージェント登場
新しいタチコマ・セキュリティ・エージェントは、5月13日からアップデートされ、新規ユーザーはWarpDriveポータルサイトから無料でダウンロードできます。参加ユーザーは公安9課の新人捜査員となり、タチコマを操作しながら、リアルタイムでセキュリティやITに関するクイズに挑戦します。この没入感あふれる体験は、ただの知識習得に留まらず、実際のテクニカルスキルを向上させるための貴重な機会となるでしょう。
ミッションをクリアしながらの学び
さらに、ユーザーはデイリーミッションやウィークリーミッションをクリアすることで、報酬として攻殻機動隊のイラストを断片的に集めることができる仕組みもあります。このイラスト収集機能により、楽しさが増し、学ぶ意欲も高まります。
今後の展望
WarpDriveプロジェクトは、このアップデートに留まらず、多様なセキュリティ対策や情報収集機能を今後も追加していく予定です。ユーザー数が増えることで、悪性サイトの情報共有が進み、全体の観測や分析能力が向上する見込みです。これにより、利用者のパソコンやスマートフォンのセキュリティがより一層強化されるでしょう。
このように、WarpDriveは楽しみながら知識を深め、サイバーセキュリティの分野での専門家への第一歩を踏み出す手助けをするプロジェクトです。興味のある方は、ぜひWarpDriveポータルサイトを訪れてみてください。
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