大阪・関西万博での子供向けワークショップでエコ体験を！

大阪・関西万博での特別な体験

2025年、大阪・関西万博がやってきます。今回は、八尾市の老舗ゴムメーカー、錦城護謨株式会社が行う子供向けワークショップのご紹介です。日時は2025年5月11日（日）と12日（月）、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」にて、ゴムの端材を用いた新しい体験が待っています。

ものづくりの楽しさを体感

このワークショップでは、毎年3,000種類以上のゴム部品を生産する錦城護謨が、製造過程で出る端材を有効活用します。参加する子供たちは、色や形を自由に選んで、あなただけのオリジナルのミサンガを作成します。素材に触れながら、創造力を発揮する絶好の機会となるでしょう。

完成したゴムのミサンガ

この体験を通じて、子供たちは楽しみながら資源循環や創造の重要性を学びます。実際に参加したこどもたちからは「ものづくりって楽しい」「また挑戦してみたい」という感想が多く寄せられ、会場は笑顔であふれました。

環境に優しい取り組み

ワークショップでは、通常捨てられてしまう素材が新たな形で生まれ変わり、持続可能な社会の実現に向けた第一歩を踏み出すことになります。自分の手で作ったミサンガをつけることで、日常生活の中でも「ものを大切にする心」を育んでいければと思います。今後も本ワークショップは、錦城護謨を始めとする大阪のオープンファクトリー企業によって開催される予定です。

「いのちの遊び場クラゲ館」について

本ワークショップの会場であるシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」は、大阪・関西万博の目玉の一つです。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。音楽家や数学研究者である中島さち子氏がプロデューサーを務め、生命の力強さや創造性を象徴するクラゲを通じて、毎日の生活に楽しさや喜びを見出す場を提供しています。

生産の背景と錦城護謨の役割

錦城護謨は1936年に設立され、戦後にゴム部品の製造へと転換しました。現在では、生活に密接に関わる製品の生産をおこない、国内トップシェアを誇ります。特に、炊飯器や自転車用パーツなど、多岐にわたる製品に関わっています。

このように、普段は目立たない部分で私たちの生活を支えている錦城護謨。今回のワークショップを通じて、ゴム材料がどれほど私たちの生活に欠かせないものであるかを再認識する機会となるでしょう。